事業を開始されていて、従業員の今月だけの給与分や、新たな設備を整えたいなどの事業に関する借り入れをする場合には、個人向け無担保ローンのカードローンでは借り入れが出来ない事業資金を、ビジネスローンでは借り入れすることが出来ます。

銀行の事業融資は数千万円以上の借り入れが可能ですが、審査には1ヶ月以上かかってしまう事も多くあります。しかし、消費者金融などの貸金業者や銀行なども扱っているビジネスローンでは、審査時間は事業融資よりも短く、必要書類も少ない場合が多いです。

それでも、事業性があることを証明しなければいけませんので、事業に関する書類の提出は必要になり、その書類の人的による審査があるため、個人向けカードローンよりは審査に時間がかかる場合がほとんどと言えます。

ビジネスローンの申込時に必要になる書類

個人向けカードローンでも必要書類の提出はありましたが、ビジネスローンでももちろん提出しなければいけない書類があります。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証

上記の内容が本人確認書類の主な書類になっています。
法人であれば法人代表者の本人確認書類になり、個人事業主も事業主である本人確認書類が必要です。
それ以外にも、ビジネスローンを利用するには必要な書類があります。

ビジネスローン法人個人
ビジネクスト
  • 登記事項証明書
  • 決算書原則2期分
  • 確定申告書原則2年分
ビジネスパートナー
  • 登記事項証明書
  • 印鑑証明書(法人・個人のもの)
  • 決算書原則2期分
  • 印鑑証明書(個人のもの)
  • 確定申告書原則2年分
オリックスVIPローンカード BUSINESS
  • 確定申告書
オリコ CREST for Biz
  • 所得証明書
  • 事業状況の確認書面または借入計画書

ビジネスローンですので、法人でも個人でも事業に関する書類の提出が必要になり、法人は登記事項証明書、個人では確定申告書の提出となるのが通常です。
すべて直近で発行された書類に限り、書類としては2期以上や最低でも1期分の提出が必要になります。

このことから、事業をこれから開始していこうと思っている事業主の開業資金では、ビジネスローンを利用することは難しい場合が多いです。

開業資金や新規事業をしていこうと思う方の借入先の候補は、銀行や若しくは日本政策金融公庫が行っている融資を、利用される方が良いと思います。

金利も低いですしメリットが多くありますが、審査にはかなりの時間がかかりますので、早めに申し込みをする必要があります。

ビジネスローンの即日融資は可能なのか?

ビジネスローンを検討されている方は、事前に自己資金などを用意されている場合が多いですが、思っているよりも費用が膨らみ資金調達が必要になる場合あり、急ぎの融資を希望する方も多いです。
しかし、一般的に銀行のビジネスローンや事業者ローンと言われているものや、ビジネスローンを専業として扱っている業者は、即日融資に対応していないことがほとんどです。

他の個人向け融資のローン商品が審査が甘いと言うわけではありませんが、事業がしっかりしているのか審査する上では、時間がかかっても仕方ないと言えます。

事業資金の融資が即日で大丈夫な中小の業者もありますが、その中には悪質なヤミ金業者なども紛れている可能性もあり、あとで大変な目に遭う可能性もあります。

事業資金の即日融資が可能な消費者金融

大手消費者金融の中には、ビジネスローンや事業者ローンと同じようなローン商品を取り扱っているところもあります。

ローン名限度額金利
プロミス
自営者カードローン
300万円年6.3%~17.8%
アイフル
事業サポートプラン
500万円年6.0%~18.0%
アコム
ビジネスサポートカードローン
300万円年12.0%~18.0%

消費者金融の個人向けカードローンでは、事業性がある資金には使うことは許されていませんが、この事業主向けのカードローンは事業資金や生活費にも使えるローンとなっています。

しかし、一般的なビジネスローンとは違い、少し金利が高い傾向にもあるので、個人向けのカードローンとあまり変わらない印象もあります。

提出する書類は、他のビジネスローンと変わらないので、少し手間は多いかもしれませんが、急いでいる事業主の方は検討しても良いかもしれません。

ビジネスローンの審査時間

ビジネスローンの審査時間も最近では短くなってきており、最短即日回答や最短60分という場合もあり、ビジネスパートナーやビジネクストが審査が早いと定評があります。

しかし、最短でということですので、もちろん審査に時間がかかることもあり、審査時間が数日かかる場合も多くあります。
審査の目安としては、2~3日程度は必要と考えていた方が良いと思います。

  • 1.ネットで申し込む
  • 2.仮審査結果の連絡
  • 3.必要書類のFAX送信
  • 4.本審査の結果の連絡
  • 5.契約への同意、融資開始

上の流れが、ビジネスローンの多くの利用開始までの流れになります。

仮審査までが即日対応もあり、それ以降は翌日以降というパターンがあります。必要書類の提出は、個人向けカードローンとは違い、スマホからアップロードなどの機能はまだなく、FAXが一番早く届く方法になります。

ビジネスローンの審査の方法は、人がすべて行いようになっておるので、審査には時間がかかってしまうようになっています。

カードローンの審査方法は「スコアリングシステム」という自動審査が行われているので、仮審査や本審査の途中段階までの早さはピカイチになっています。そこから在籍確認などの人為的な方法になりますが、全て含めても「最短30分」の審査時間などが可能になっている理由になります。

貸金業者が扱っているビジネスローンは、ローンカードを発行する場合が多くあり、ローンカードが届いてからの利用開始となる場合が多く、融資が受けられる日数も多くかかってしまうこともあります。

人為的な審査のポイント

  • 事業内容と事業期間
  • 決算内容
  • 債務の内容
  • 信用情報機関での異動情報の照合

カードローンでは個人の情報だけを審査するため、比較的早く審査結果が報告されるのが一般的ですが、やはりビジネスローンになると、事業主本人や法人代表の個人に併せて、会社自体や事業内容が上手く進んでいるのかという審査が、事細かに担当者の目によって判断されます。

会社の経営状況がよく成長しているような内容であっても、代表者や個人事業主に信用情報にキズがある場合には、審査に落ちてしまう可能性もありますし、個人は良くても、会社の収益が大変悪い状況であれば審査に落ちる可能性は非常に高くなってしまいます。