カードローンは、使用目的が決まっている住宅ローン・マイカーローンなどの「目的ローン」などと呼ばれているローン商品より、借り入れがしやすくて少額からも借り入れる事が可能なことから、大変人気です。

さらに、目的ローンは一度契約して限度額を借り入れてしまったら、返済のみの利用になるのですが、カードローンは、契約限度額内なら、いつでも借り入れと返済を繰り返し利用できます。

繰り返し使える事の利便性が高いこともあって、生活費が足りない月にカードローンで借り入れする事が多いようです。カードローンを契約されている4割を超える方が、「生活費の為に利用している」と回答している調査結果もあります。

毎月安定した収入があっても、急な出費や冠婚葬祭で少し出費が必要になり、生活費の足しに利用する事も多々あります。

生活費へのカードローン利用の危険性と注意点

カードローンの使い道となるのは、「一時的」な利用と「慢性的」な利用の2通りになります。

  • 一時的・・・冠婚葬祭、イベント時、ショッピング
  • 慢性的・・・生活費、ギャンブル、浪費癖

一時的でも慢性的でも、カードローンの利用は計画性を持っていれば、返済に困ることなく順調に完済に向けて進むことが出来ますが、闇雲に借りてしまうと、あとで大変なことになりかねないのもカードローンのデメリットになります。

一時的なカードローン利用の安全性

カードローンを契約する理由に「急な出費」が出来てしまった場合ということが多く、知人や親戚などの冠婚葬祭に出席するなどの必要が出てしまった時になります。

あと、自分に限らず友人の妊娠出産のお祝いや、仕事の離職や転職などのつなぎのお金など、節目節目にしか発生しないイベント時には、繰り返しカードローンを利用しないことになります。

一時的なカードローン利用は、一度借入をすれば追加の借入をされることはないので、借入額と利息を支払えば完済できます。借入額が少なければ、それほど利息も多くないので、借りたほうがスムーズに物事が進むことも多くなります。

慢性的なカードローン利用の危険性

生活費というのは、毎月ある程度の一定金額が必要になりますが、この生活費が足りずにカードローン利用することは、非常に危険性との隣合わせということを考えなければいけません。

急な出費があった月の生活費へのカードローン利用は、あまり気にされなくても良いのですが、一定額かかる生活費が足りない場合、翌月も同じ程度お金が足りないということになります。

生活費が足りずにカードローンで借り入れすると、翌月にはカードローンの一部の返済も開始となります。10万円や20万円程度であれば、カードローンの毎月の返済額は数千円程度になります。

しかし、生活費が元々足りないカードローン契約者の方は、その数千円を工面することが出来ないことになり、新たに足りない分をカードローンで借りてしまうことになります。

限度額までいくと新たなカードローンを申し込んでしまう

カードローンは一度契約してしまうと、新たに審査する必要はないので、次々と借りてしまう傾向になってしまいますが、カードローンには限度額と言うものがあります。

カードローンは永遠にお金を引き出せるわけではなく、限度額内で繰り返し使うことが出来るので、いつかは借り入れが出来なくなってしまいます。

生活費で利用されている方は、足りない分を毎月5万円借りているのであれば、限度額50万円であれば10ヶ月程度で使うことが出来なくなります。

それでもお金が必要となる方は、新たに違う貸金業者のカードローンを申し込まれるので、最終的に多重債務者となってしまっている場合もあります。

一時的なら無利息期間を利用

毎月それほど生活費が圧迫しておらず、お金に困っていなくても、急なお金が必要になる月が出てきてもおかしくはありません。

そういった一時的にお金が必要になった時や、短期間で返済できる見込みがある時には、消費者金融で多く採用されている「無利息期間サービス」を利用する検討をした方が良いでしょう。通常では、借り入れた金額と日数と金利で、返済する金額や利息が計算されます。

ですが、無利息期間があるカードローンは、その期間内の借り入れでしたら、利息が生じないとてもお得なサービスになっています。

無利息期間のあるカードローン

金融名無利息期間金利
プロミス30日間年4.5%~17.8%
アコム30日間年3.0%~18.0%
ノーローン1週間年4.9%~18.0%
レイクALSA30日間・180日間(5万円まで)年4.5%~18.0%

プロミスとアコムの無利息期間サービス

プロミスの場合は30日間の無利息期間サービスがあります。利用するためには、Eメールアドレスの登録とWEB明細の利用をすることで、受けられるサービスになっています。

アコムの場合も同じく30日間の無利息期間になります。利用のためには、契約自体が初めてで、返済期日を35日ごとを選択すれば良いです。

同じプロミスとアコムの無利息期間日数ですが、プロミスは借り入れ日翌日から無利息期間が適用されます。
アコムの場合は、カードローン自体契約した翌日から適用されますので、間違わないようにしましょう。

ノーローンの無利息期間サービス

ノーローンは一見してみたら、1週間だけの無利息期間と短めになっています。
他に比べると見劣りしている感じに、思う方もいるかもしれません。

ですが、他の無利息期間サービスとは違い、ノーローンの場合は、何度でも1週間の無利息期間を受けられるようになっています。

1つ気をつけるのは、同じ月で何度も無利息サービスは受けられません。
完済した翌月から、無利息期間サービスを受けられるようになります。

レイクALSAの選べる2つの無利息期間サービス

レイクALSAは現在は消費者金融ですが、以前は銀行カードローンとして運営されており、そのまま無利息期間サービスが残っています。

さらに、レイクALSAでは2つの無利息サービスから選ぶことが出来ます。30日間の場合は、限度額に関わらず選ぶことが出来ます。

180日間の無利息期間は、200万円までの限度額の方なら選ぶことが出来ますが、無利息が適用される借り入れ額は5万円までになります。

カードローン利用時の慢性的な生活費不足の対処法

カードローンの利用は、私は別に悪いことではないと思っています。生活費への足しも悪くはありませんが、借り入れされる前や途中に、自ら対策を講じないと債務者として苦しくなる可能性は高くなります。

無利息サービスがあるカードローンを利用されているのであれば、最低でも期間内に行動に起こさなければいけません。

生活費を切り詰める

そもそも生活費が足りない原因を探らなければ、カードローン利用は危険になります。

生活する上で必要経費にはなりますが、余計に無駄遣いされている部分がないのか、例えば電気代やガス代、さらにスマホなどの携帯代は高額になりやすいので、プランなどを見直す価値は高くなっています。

食費なども毎日のことですので、無駄遣いされていると、大きな金額になってしまうことになります。あと、食費でも高額になってしまう外食なども見直す必要があるかもしれません。

外食するためにカードローンを利用するのは危険で、贅沢のためにカードローンを一度使ってしまうと、クセになってしまう可能性が高くなります。

娯楽費、交際費も見つめ直そう

旅行費やレジャー費を毎月切り詰めて貯金をしても、少しだけ足りない程度をカードローンで借りることは、有意義な使い道だと思います。

しかし、カードローンの借り入れだけで旅行費を捻出したり、娯楽費が大部分を占めてしまい、生活費が圧迫されているのであれば、削る必要があります。

あと、交際費が必要以上に多い場合、生活費を家庭に入れず困る主婦の方も多く、それによって主婦の方の多重債務も問題になっていることが多くなっています。

収入増や公的融資でカードローン利用を減らす

生活の切り詰めには限界がありますが、ずっとカードローンを利用することも、時と場合によって危険になる可能性があります。

収入を増やすことによって、カードローンを利用することを辞めたり、慢性的な利用から一時的な利用へ替えることも出来ます。

収入を増やす方法は、副業をされることも1つの方法です。今では家にいながらネットで副業が出来る時代になっており、クラウドソーシングなどを利用して稼がれている方も非常に多くいます。

さらに、ご夫婦でも専業主婦(主夫)の場合は、パートに出ることで、毎月安定した収入増を見込めることが出来ます。毎月5万円〜10万円増えると、かなり生活も楽になります。

国や自治体の公的融資

民間の貸金業者や銀行カードローンは、国や自治体の公的融資と比較すると、非常に高い金利となっています。

公的融資の代表として「生活福祉資金貸付制度」というものがあり、低所得者世帯などを中心に貸付を行っている制度になります。生活費に苦しんでいる方である場合、多くの方が低取得者世帯の可能性も高くなります。

金利は、連帯保証人を立てると「無利子」で融資可能ですし、連帯保証人がない場合も「年1.5%」の低金利となります。

しかし、すでに多くの借り入れである多重債務者や、収入がない・非常に少ないという方の場合、給付ではなく貸付ですので、返済する必要があるのですが、返済できない可能性が高いので、融資出来ないことになります。

あと公的融資には1ヶ月程度の時間が必要になるので、急な融資を希望してもムリになります。カードローンを利用されるのか、公的融資で希望するのかは、利用者によって異なってきます。

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