ハテナ

祖父が70歳以上で年金を貰ってて「カードローンでお金を一時的に借りれないのか?」って疑問に思ってたけど、年金受給者だけど借りれるの?


年金受給者であっても、カードローンを申し込んでお金を借りることは出来ますが、契約できるカードローンは限られています。

年金受給者は受給される年齢を60歳から貰うように早めている方もいますし、逆に受給される年齢を遅くして月当たりの受給額を増やされる方もいます。

ですので、一括りに年金受給者と言っても条件はそれぞれ違います。

年金受給者のそれぞれの状況
  • 年金受給年齢を繰り下げている
  • 年金受給年齢を遅らせている
  • 収入が年金だけ
  • 年金以外にも収入がある

簡単に4パターンの年金受給者の状況を考えられますが、どのような状況の年金受給者がカードローンでお金を借りやすいのか解説します。

年金以外に何か安定した収入源があると、例えばシルバー人材や高齢で出来るバイトなど、返済能力が通常の年金受給のみの方よりも、高いと判断されやすいでしょう。そういった場合は、カードローンの審査に通ることも可能になってきます。

年金受給者がカードローンで借りられるための条件は「年齢制限」と「収入源」の2つ

年金受給者であるおじいちゃんやおばあちゃんでも、お孫さんや急な出費でお金が必要になることは多いです。

しかし、年金受給者がカードローンの審査に通るために気を付けるポイントをあらかじめ確認しておかないと、せっかく申し込んだカードローンには初めから審査に通らない場合もあります。

気を付けるPOINT!!
  • 年齢制限
  • 収入源

2つの項目を気を付けると意外と審査に通る可能性もあるので、まずはカードローンの申込条件を見ることをお勧めします。

年齢制限を超えていないか確認する

年金受給者の年齢は「早くて60歳」「遅くて70歳」の幅がありますが、基本的に年金を受給する年齢は「65歳から」になります。

年齢が60歳以上の高齢になってくると、カードローンの貸付条件に記載されている年齢制限に引っかかってくる方もでてきます。

年齢制限は消費者金融や金融機関でそれぞれ違いますので、一律にすべての年金受給者が貸付条件の対象外となるわけではありません。

楽天銀行カードローン満20歳以上62歳以下

銀行カードローンの年齢制限
銀行年齢制限
みずほ銀行カードローン満20歳以上65歳未満
三井住友銀行カードローン満20歳以上69歳未満
三菱UFJ銀行カードローン満20歳以上65歳未満
auじぶん銀行カードローン満20歳以上70歳未満
オリックス銀行カードローン満20歳以上69歳未満
住信SBIネット銀行カードローン満20歳以上65歳以下
スルガ銀行カードローン「リザーブドプラン」満20歳以上70歳以下
消費者金融の年齢制限
消費者金融年齢制限
プロミス18歳以上74歳以下
アコム18歳以上
アイフル18歳以上69歳以下
SMBCモビット満20歳以上74歳以下※
レイク満20歳以上70歳まで
セゾンファンデックス「かんたん安心カードローン」満20歳以上80歳以下

※申込時の年齢が18歳および19歳の場合は収入証明書の提出が必要。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込不可。収入が年金のみの方はお申込いただけません。

上の表を見ると、銀行系カードローンは上限年齢65歳前後に設定されている事が多く、69歳や70歳まで契約出来るカードローンは限られています。

早いところでは60歳以下に設定している銀行カードローンもあり、注意して申し込みをする必要があります。

大手消費者金融では年齢制限を69歳以下までが多く、銀行カードローンより上限年齢が緩い制限になっています。

年金を貰っている年齢が65歳以上なら消費者金融を考えた方が良いかもしれません。

収入源は「年金だけ」か「年金+副収入」で考える

年金受給者でも「年金だけ」が収入源の人と「年金以外の副収入がある」という2通りに分けることが出来ます。

カードローンの貸付条件には年齢制限以外に「安定した収入」が書かれていますが、1つ問題になるのが「年金が安定した収入」になるのかということです。

では、年金だけで借りられるカードローンはあるのでしょうか?

年金のみの貸付の可否
カードローン可否
プロミス×不可
アコム×不可
アイフル×不可
セゾンファンデックス〇可能
三井住友銀行×不可
みずほ銀行〇可能
三菱UFJ銀行〇可能
オリックス銀行〇可能
楽天銀行×不可
セブン銀行〇可能

大手消費者金融は年金だけの収入を安定した収入と判断しないので、申し込みを受け付けていないことがほとんどです。

銀行カードローンは年収だけの収入でも申込できるところは多いです。偶数月に決まった金額を振り込まれるのは定期収入と判断されやすいからです。

しかし、年金受給者は必然的に高齢になりケガや病気のリスクが高いので、副収入がある方が審査には通りやすくなります。

年金受給者の副収入になるものは?

年金受給額は支払い開始年齢やその時によって受給額は変わり、受給額が少なすぎると審査には通りにくいです。なるべく副収入があると安定した収入と判断されます。

副収入になるもの
  • 自営を営んでいる
  • 不動産収入
  • 農業収入
  • 投資収入
  • シルバー収入

副収入になるものは多く、年金を受け取る前から自営や不動産で収入を得ている人も大丈夫です。

今では事前に安定した収入を確保するために、土地を購入される人も多くなっています。

なかなか年金受給の年齢になってから不動産収入を得るのは難しいかもしれないので、シルバー人材などで仕事を紹介してもらい、パートのような形で副収入を貰っても十分安定した収入になります。

年金だけの収入は消費者金融の申し込みも出来なかったですが、副収入がある場合は、消費者金融でも申し込みが出来るようになります。

もし副収入が不安定な収入だったり赤字になっていると、審査には落ちてしまうので注意してください。

年金受給者におすすめなカードローンは?

年金を受け取る年齢が様々なので、どのカードローンを選べば良いのか分からないと思っている方もいるはず。

「65歳までなのか」「年金以外の収入があるのか」と分けるべきポイントはいくつかありますが、下の2点でおすすめのカードローンを紹介したいと思います。

年金受給者の分け方
  • 65歳までで年金のみの収入
  • 副収入がある年金受給者

65歳未満で収入源が年金のみの人は銀行カードローンがおすすめ

消費者金融の多くは年金だけの収入の人の申込を受け付けていないことが多いので、銀行カードローン一択になりやすいです。

年金受給だけの人の中で65歳以上は銀行カードローンの年齢制限に引っ掛かりやすいので、65歳未満であれば銀行カードローンをおすすめします。

みずほ銀行カードローンの特徴は、年金収入だけの申込も受け付けており、満65歳未満まで申し込みが出来ます。

では、年金受給だけでも申し込める銀行カードローンでおすすめはどれかというと「みずほ銀行カードローン」になります。

銀行カードローンの中でも金利は低く「年2.0%~14.0%※」なので、なるべく利息を抑えたいと思う年金受給者も安心して利用できます。
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メガバンク以外でも地銀や信用金庫のカードローンも、年金収入だけでも申し込みを受け付けていることが多いです。

地方の金融機関のカードローンの場合、年金の受取口座も併せて当行にしてほしいとお願いされることもありますが、担当者のお願いで差支えなければ変えても良いと思います。

年金以外の副収入がある65歳以上は消費者金融がおすすめ

年金以外の副収入がある年金受給者であれば、銀行カードローンや消費者金融を申し込めますが、65歳以上の場合は年齢制限によって消費者金融がおすすめになります

特に消費者金融であれば「即日融資」も出来るので、明日に来るお孫さんのためのおもちゃの購入費など、急いで借りたいときに活躍するはずです。

消費者金融の中でもおすすめなのが、私も利用している「プロミス」。

平日はもちろんですが土日でも即日融資に対応しているので、利便性は非常に高くおすすめです。さらに、初回借入れ翌日から30日間は無利息期間になるので、利息を抑えやすいメリットがあります。
(30日間無利息はWEB明細利用とメアド登録が必要です。)

70歳以上でも申し込める中小消費者金融もおすすめ

大手消費者金融でも「満69歳未満」が年齢制限の上限になっています。70歳以上の高齢者が申し込めるカードローンはなかなかありません。

それだけ高齢者への貸付は慎重なカードローンが多い証拠です。

しかし、大手消費者金融にこだわらなければ70歳以上でも申し込める中小消費者金融があります。

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78歳まで申し込み可能なカードローンは少ないので、ベルーナノーティスは非常におすすめです。

高齢者でも審査に通りやすくなるのは副収入がある方になるので、シルバー人材などで働いて収入を貰ってからでも良いと思います。

カードローン以外で年金受給者がお金を工面する方法

カードローンは金利が高いデメリットがあるので、なるべく使いたくないと思う高齢者も多いです。そもそも年齢制限でカードローンが利用できない人もいますよね。

そのような時には、国や独立行政法人などの公的な支援や融資を検討されても良いと思います。

返還義務が無い公的助成や支援でお金を用意する

年金だけで生活するのがギリギリな人も多いですが、公的助成金や支援金を利用すれば支払ったお金も返ってきたり、無償でお金を支援してくれる制度があります。

助成金や支援金なので返済する義務が基本的に無いので、お金に困っている人は利用された方が絶対に良いと思います。

主な公的な助成金や支援金
  • 高額療養費制度
  • 心身障害者・心身障害児医療費助成(65歳までに申請する)
  • 高額医療・高額介護合算療養費制度
  • 医療費控除
  • 生活保護制度

制度は様々あり、該当する制度を利用するのが迷うかもしれませんが、医療施設で相談されたり市区町村の自治体相談窓口に出向いて話を聞くと良いです。

思いもよらないお金が返ってくる可能性もあるので、ぜひ利用することをおすすめします。

低金利で借りられる融資制度でお金を用意する

助成金や支援金は条件が厳しく決められていることもあります。その時は公的な貸付制度を考えるのも良いです。

お金を借り入れる事の出来るのは、カードローンやキャッシングだけがすべてではなく、地方自治体や独立行政法人も融資を行っています。

カードローンでは年齢制限に引っかかり利用出来ない高齢者でも、公的機関の貸付制度では高齢者世帯向けに貸付を行っています。

年金を担保として貸付を行うことは禁止されていますが、年金担保貸付事業と恩給・共済年金担保融資の2つだけは、年金を担保にして貸付が出来るようになっています。

使用目的も非常に広くなっており、生活費へ使うことはもちろん許されていますが、カードローンや住宅ローンなどの一括返済の資金への使い道も許されているのが特徴です。

あと、生活福祉資金貸付制度の貸付条件である「高齢者世帯」であれば、年齢65歳以上でも借りれるようになっています。

上記の貸付制度の金利は、生活福祉資金貸付制度の保証人ありであれば無利子で借りれたり、他の貸付事業でも2%ほどのかなり低く設定されており、返済する負担はかなり少ないです。

生活保護のように給付ではないので、必ず返済しなければいけないと決められているので、節約しながら生活をしなければいけませんが、住宅や土地などの財産を取られるようなことはありません。

年金担保の悪質な貸付に気をつける

公的な貸付制度には、年金を担保に貸し付けしてもらえる「年金担保貸付事業(制度)」と言うものがあります。年金の種類で変わりますが、2つの機関のみが年金を担保に貸付が許されています。

それ以外の貸付業者が「年金担保で融資出来ます!!」などを売りにしているなら、それは悪質な違法業者になりますので気をつけてください。

年金は偶数月に口座に振り込まれるようになっているので、悪質な貸金業者が、返済される金額を回収できないリスクが非常に少なくなります。

年金を根こそぎ取られてしまったり、通常ではあり得ない事になりかねません。ですので、少しでも怪しいと思ったら、お金を借りることは避けてください。