カードローンの返済が遅れそうであれば、利用しているカードローンに連絡することで、返済を待ってもらうことが出来ます。

カードローンの返済が遅れる方は、意外と多いようで、意外と言いながら、私も返済が遅れてしまった経験があります。

毎月決まった返済日に返済が遅れると、カードローン会社から「返済が遅れている」という電話連絡が返済日の翌日にはかかってきます。遅い場合でも、返済日から3日までにかかってくることが多くなっています。

電話連絡があるのは、契約した自宅と携帯番号にかかってくるのが基本で、勤務先電話番号への連絡はまずありません。携帯電話の番号を登録していなければ、自宅への連絡になります。

返済遅れの連絡は、担当者の個人名でかかってきますので、もし自宅へ連絡があった場合に、配偶者や家族の誰かが電話に出ても、カードローンを利用していることはバレません。

返済日よりも前に、返済日が遅れてしまう連絡を、カードローン会社に入れていると、返済日翌日以降でも連絡はありません。

返済は待ってくれますので、返済日以降でも遅れていることが分かれば、返済できる日程を告げることが大事になります。

遅れる理由よりも返済できる日を明確に

ただ遅れてしまう連絡したからと言って、すべてのカードローンサービスが待ってくれるはずはありません。返済を遅れる理由を、なるべく詳しく伝えなければいけません。

しかし、カードローン会社は、返済が遅れてしまう理由よりも、いつまでに支払ってもらえるかということが重要になっています。

次の返済が出来る日にちも伝えて、その日に何故支払うことが出来るかという理由も、言わなければいけないこともあります。

遅れて返済できる日は、かなり先の日程では対応してくれないカードローンもありますが、1週間や次の返済日までの期間で、対応してくれるカードローンがほとんどです。

返済出来ない理由・返済がその日に出来る理由から、1週間以上待ってもらうことも可能になるケースもでてきます。

初回返済日から61日以上遅れると異動情報

初回返済日に間にあうように返済すれば良いのですが、上で解説したように、次に遅れて返済できる日程を設定できるようになっています。

もし、7日後に新たな返済日を延ばしたけれど、返済日に支払いが出来ない場合には、再度メールや電話連絡によって「返済が遅れていること」と「新たな返済日の設定」をする必要があります。

それでも2回目に設定した返済日も遅れてしまうようでしたら、カードローン会社から「督促状」が数回送られてくることになります。その間も電話連絡などの返済の催促の連絡はあります。

「厳しい取り立てはダメじゃないの?」と言う方もいますが、しっかりとした貸金業者であれば、1日の電話連絡の回数や連絡時間も守っているので、違法な取り立て行為にはなりません。

数回に及ぶ督促状も無視して返済をしなければ、初回返済日より61日以降には「催告状(さいこくじょう)」が、自宅の方へ送られてくることになります。

この61日以上の返済が遅れることを「長期延滞」と言い、長期延滞の記録が信用情報機関に登録されます。

督促状と催告状は似ているような名前ですが、内容は全く違う書類であると考えてください。

督促状にも返済期日は書かれていますが、催告状の返済期日は、もし間にあわない場合は「法的手段もやむを得ない」と書かれています。簡単に言えば裁判によって解決を図り、給与差し押さえなどの措置が取られます。

返済は待ってもらっても損害金は発生

返済が遅れている間は、遅延損害金といものが発生していることは皆さん知っていますか?

遅れている日数分と、遅延損害金の利率で支払う遅延損害金が決まってきます。これは遅れる電話連絡していない契約者も電話連絡した契約者も、同じように支払うことになります。

事前連絡をしても遅延損害金が、免除されるという事は絶対にありません。

家族にバレるのが嫌なら連絡

遅延損害金は、カードローン会社に連絡しようが連絡しないかでは変わらないと書きましたので、「じゃあ一緒ではないか」と思う方もいるかもしれません。

ですが、事前にカードローンの支払いが遅れることを連絡していると、登録されている電話番号に催促の連絡は指定した返済日まで電話がかかることはないので、一定の効果があることになります。

自宅に連絡が来るのはあまりありませんが、連絡は日中になりますので、仕事中など勤務先に出ているのが多くなるので、連絡を受ける事になるのは本人ではない可能性が高くなります。

携帯電話に連絡があれば、仕事中に電話に出る必要性が出てきてしまい、仕事に支障があるかもしれません。

しかし、電話をかかってきたとしてもカードローン名は名乗りません。さらに契約者本人以外が出ても、その人に返済が遅れている事は言いません。

まずバレることはありませんが、100%バレないとは言い切れません。かなりの期間遅れていると、ずっと連絡はありますのでバレる可能性は高くなるかもしれません。

まずは何でもいいので、カードローン会社に遅れることは連絡しましょう。