貸金業者を一度でも契約されたことがある方なら、色々と説明を受けたり、多くの書類が送られてくるなどの経験をされたはずです。
それもこれも、貸金業法の中に定められている項目に則って、貸金業者が行っているので、素直に聞いたり受け取ることになります。
逆に、そのような書類を一切交付されない場合は、悪徳業者などの可能性もあります。

契約を結ぶ前に交付する書類の項目

  • 1.貸金業者の商号や名称または氏名、住所
  • 2.極度額
  • 3.貸付利率
  • 4.返済方式
  • 5.賠償額の予定に関する定めがある場合はその内容
  • 6.貸金業者登録番号
  • 7.債務者が負担する元本や利息以外の金額
  • 8.借入金返済能力に関する情報を信用情報機関に登録するときの内容
  • 9.利息の計算方法
  • 10.返済方法と返済場所
  • 11.各回の返済期日と返済金額の設定方式
  • 12.返済期日前の返済が可能か不可能、その内容
  • 13.期限の利益の喪失の定めがあるときはその旨
    及び内容
  • 14.将来支払う返済金額の合計と返済期間及び返済回数

参照:貸金業法 契約締結前の書面の交付 16条の2項の2

上記の内容の項目が書かれている書面が、契約するまでに交付されるものになっています。
「契約する前なんだから、こんな書面いらないよ」と思う方も多いですが、貸金業法によって必ず交付しなければいけませんので、受け取る必要があります。

従来は、こういった書類は郵送で送られてきていたようですが、最近のネット申込などが進む中、インターネット環境を利用して交付されるようにする「電磁交付」というものがあります。
申込者に事前に同意してもらう必要がありますが、WEBサイトからダウンロードされる形や、書面をPDF化やテキスト化されたものをメールで受け取るようになっています。

貸金業者も紙を発行するコストも省けますし、申込者側も必要ないと思っている方も多いので、双方にメリットがあると思います。

契約を結ぶ時に交付する書面

次は、契約を結んだ時に貸金業者から、交付される書面の項目です。
同じような内容ですが、契約の時ですので、追加される項目もあり、貸金業法17条に書かれています。

  • 1.貸金業者の商号や名称または氏名、住所
  • 2.契約年月日
  • 3.貸付金額(極度額)
  • 4.貸付利率
  • 5.返済方式
  • 6.返済期間と返済回数
  • 7.賠償額の予定に関する定めがある場合は、その内容
  • 8.貸金業者登録番号
  • 契約者の氏名と住所
  • 貸付に関し貸金業者が受け取る書面の内容
  • 債務者が負担する元本や利息以外の金額
  • 借入金返済能力に関する情報を信用情報機関に登録するときの内容
  • 利息の計算方法
  • 返済方法と返済場所
  • 各回の返済期日と返済金額の設定方式
  • 返済期日前の返済が可能か不可能かとその内容
  • 期限の利益の喪失の定めがあるときはその旨
    及び内容
  • 物件担保を供させる時はその担保の内容
  • 従前の貸付けの契約に基づく債務の残高を貸付金額とする貸付けに係る契約であるときは、従前の貸付けの契約に基づく債務の残高の内訳および貸付の契約を特定しうる事項
  • 将来支払う返済金額の合計

契約をするときですので、少しややこしい項目も増えていますが。これも貸金業法17条に定められているものです。

貸金業者では契約前の書面を「16条書面」と言い、契約時の書面を「17条書面」と言ったりもします。

16条書面も17条書面も、貸金業者が交付しない場合や、規定されている項目を記載しなかったり虚偽の記載をしたりすると、罰せられることになっています。
懲役1年以下若しくは300万円以下の罰金、または併科となっています。

借入・返済の利用時の明細書の発行

カードローンが無事に契約できると、ローンカードを使って提携ATMなどから借り入れしたり、返済していくことが可能になります。
ATMを利用すると、そのときの利用明細書が発行されることになりますが、これも貸金業法18条の「受取証書の交付」という規定があります。

  • 貸金業者の商号や名称又は氏名、住所
  • 契約年月日
  • 貸付金額
  • 受領金額とその利息、賠償額の予定に基づく賠償金又は元本への充当額
  • 受領年月日
  • 貸金業者登録番号
  • 債務者の氏名

上の書き方では難しいですが、名称はプロミスアイフルなどの名前ですし、契約年月日と受領年月日は借入や返済を利用した時に日付になります。
これ以外にも、ATMを利用した時の利用明細書には、次回の返済日や返済額、手数料など分かりやすい内容が記載されています。
ATMを利用した時は、その場ですぐに発行されるので良いですが、ネットキャッシングや自動引き落としなどで、その場で利用明細書が発行されない場合は、自宅に郵送で送られることになっています。
「それでは、困る」という方も多いので、最近ではweb明細というサービスを提供している貸金業者が多く、会員サービスにログインするとネット上で確認出来るようになります。
これも、事前にweb明細に登録して同意している必要があります。
しかし、返済の遅れが発生すると、遅れている旨の内容の書面が届くので、ご注意ください。

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