現状でお金の心配がなく、少しの出費や急にお金が必要ななっただけの為に、闇金や悪質な違法業者で、お金を借り入れたい方は、まずいないと言っても過言ではありません。
悪徳業者を利用してしまう方には特徴があり、業者側が勧誘をそれほどしなくても、利用者の方から寄っていってしまっているケースも多くあります。
闇金・違法業者のターゲットと手口
違法業者も借り入れてくれる人「カモ」とも言われますが、そういうカモがいないと、ある意味生活が出来ません。では、借金してくれるカモ・ターゲットとされるのは、どんな方何でしょうか?
- 多重債務者
- 個人事業主
- 主婦
悪徳業者が主な狙い目とするのは、現在のお金の借入状況が悪かったり、返済が滞ってしまっている方が多くなっています。
多重債務者の方はその名の通りで、何社の借り入れが重なっている状態で、多くの債務を抱えてしまっているために、通常の金融業者のカードローンなどでは、借りる事が出来なくなっています。
お金に困っている人に貸しても、返済されないと思いますが、闇金・違法業者はそれでも回収してきます。カードローンなどの返済をするために、闇金業者で借りてしまうのが、陥りやすい流れになっています。
しかも、法外な金利で利息を払わされますので、違法業者側はある程度払ってもらえれば、利益が出てきています。その上、払ってもらえる所まで、絞りきってきます。
次に、自営業者や中小企業などの経営者が狙われやすくなっており、資金繰りでなかなか大手の金融機関で、借り入れが出来ないとされる自営業者の方は多いです。
特に不景気や新規事業の立ち上げで、回収が見込めない事業主には、貸してくれないのが現実です。事業を立ち上げたり資金繰りで、その山場を超えれば良い場面などを狙われるケースが多いです。
意外と悪徳業者からの借り入れが多いのが、主婦の方々です。
夫の知らない所で、ギャンブルにはまってしまったり、ネットや高級品などの買い物でかなりの浪費癖があったりなどで、お金が必要になる事があります。
違法業者もそこはうまい言葉で、「極秘でお貸しします」「数万円から間単に借りれる」など、そういった方に借りやすい広告を出しています。主婦の方々もバレたくないので、必死で返済をしていくようです。
闇金・違法業者から借金をした場合の解決方法
悪徳業者からお金を借りてしまった時の解決策を上げるならば、第一に専門家への相談・依頼する事です。これに以外に方法はないと言えます。
自力で解決することも可能なことですが、かなりの精神力が必要になる事になります。
闇金・違法業者の金利は、法律に反したかなり高くなっています。非常に高い金利で貸し付けたお金は『不法原因給付』となり、返済していかなくて良いものです。返済しなくても良いと知らずに、返済を続け元本も減らずに、払い続けるケースも見受けられます。
さらに、不法原因給付と認められたのであれば、今まで闇金業者に支払ってきたお金も、返還請求出来るので、すべてのお金を戻せるようになっています。
しかし、闇金などはいつでも逃げられる準備はしています。しかも、連絡先の電話番号も固定電話ではなく、携帯番号になっていますので、連絡出来なくなるのがほとんどです。
ここまでの作業を、自分自身でするのは難しいかもしれません。
専門家に依頼すれば、その時点で『受任通知』という物が、違法業者に届き、違法な取り立てなどは止まります。これによりかなりの安心感が、生まれることでしょう。
違法業者と気づかない~上限金利を見る
お金を借りる方々が、すべて法律に詳しい訳ではありませんし、特に、主婦の方やお金に関する仕事をされていない場合は多いでしょう。
違法業者も色々な方法で利益を出してきます。すぐに法外な金利で利息を取っては、利益にならないこともあります。違法ですが、微妙なラインの金利を取り続け、長く利用させる方法もあります。
利息制限法で、上限金利は決まっていますので、金利が上限金利を上回っていないのか確認することが重要になります。
- 10万円未満・・・上限20%まで
- 10万円以上100万円未満・・・上限18%まで
- 100万円以上・・・上限15%まで
上の上限金利以上の金利を提示している金融業者は、違法業者と判断できる材料になっています。登録番号などを確認すればいいですが、それ自体も架空のものや詐称している場合もあります。
まずはやはり弁護士などの法律専門家に相談すること
で、解決策にアドバイスをもらえたり、依頼することで解決することになります。
違法業者に借りる前に銀行カードローン
銀行が取り扱っているカードローンであれば、安心感も抜群ですし、違法な貸付を行うことも絶対にありません。
多重債務者までに行く前に、複数社の借り入れで悩んでいる時点で、銀行カードローン1つにまとめる「おまとめローン」に切り替えると、借り入れ元本は減りませんが、金利が非常に低くなるので、数十万円の利息を減らせることも可能になります。
個人事業主の方であれば、銀行融資ではなく「ビジネスローン」を利用することで、事業主でも借りやすく金利の低いローンで借りることも出来ます。
主婦の場合でも、特に専業主婦であれば消費者金融でカードローンを契約することは出来ませんが、銀行カードローンは総量規制の対象外ですので、専業主婦でも30万円〜50万円のカードローンを契約出来る銀行カードローンもあります。
悪徳業者で借りなくても、正規のカードローンでも十分に多くの方が借りれるようになっているので、甘い言葉に騙されないようにしておく必要があります。