カードローンの申込方法と言えば、現在ではスマホやパソコンを利用した「ネット申込」が主流となってきています。

自宅にいなくても、インターネット環境があれば外出先でも申し込みが出来るメリットがあります。それ以外にも、カードローンの申込方法は、電話申込や店頭窓口で直接申込する方法があります。

私がカードローンで便利な申込方法だなと思うのが、自動契約機でカードローンの申込をする方法になります。

皆さんの家や職場の近くなどで見かけると思いますが、消費者金融などの看板の下に、自動契約機が設置されている店舗や建物があります。

広い建物の中には、自動契約機以外にも自社ATMも併設されていることが多く、そのままATMで借りることも可能ですが、銀行カードローンには、郊外に自動契約機だけ設置している建物はありません。

通常、銀行店舗内のATMなどの隣に、自動契約機などのカードローンを申し込みするブースが設置されています。私の考える自動契約機の最大のメリットは、審査に通ると、その場で直接カード発行がされるということです。

ネット申込の場合は、郵送でローン専用カードが送られてくるので、郵送にかかる日数が必要になります。
口座に振込される形をとれば、即座に振込をしてくれる場合もありますが、時間に制限などがあり、時間を過ぎると翌営業日まで待つ必要があります。

カードをその場で受け取ることが出来ると、銀行ATMやコンビニの提携ATMを利用して、現金を引き出すことが出来ます。自動契約機は、休日でも9時~21時などの時間帯で、稼働している場合が多いので、休日でもカード発行出来ることになっています。

大手銀行とネット専業銀行の申込方法の違い

昔、インターネット環境がない時代では、店舗を構えて営業するのが当たり前でしたが、現在ではネット専業という銀行が増えており、街中に店舗を構えなくても営業している銀行があります。

  • ネット申込
  • ローン契約機(自動契約機)
  • 店頭窓口
  • 電話
  • 郵送

銀行カードローンの申込方法は、大きく分けると上記の5種類に分けることが出来ます。しかし、大手銀行だからすべての申込方法があるかと言うと、そうではありません。

すべての銀行が自動契約機と言われるものを用意しているわけではなく、大手都市銀行では、三井住友銀行が「ローン契約機」があります。みずほ銀行と三菱UFJ銀行は自動契約機はないです。

あと、「レイク」は提携先の新生銀行レイクの自動契約機を利用できます。

大手銀行とネット専業銀行の申込方法の違い
銀行名ネット申込店頭申込
三井住友銀行
三菱UFJ銀行×
みずほ銀行
楽天銀行×
オリックス銀行×
イオン銀行
auじぶん銀行×
住信SBIネット銀行カードローン×

今は、地方銀行でもカードローンを申込する場合には、ネット申込が出来る銀行が増えていますので、大手の都市銀行やネット専業銀行では、ネット申込は当たり前と言えます。

しかし、ネット専業銀行は店舗をを構えていないので、店頭窓口や自動契約機での申込はないと考えるのが通常です。

ですが、イオン銀行では、ショッピングセンターやイオンモールに窓口を設ける「インストアブランチ」というものがあり、そこで申込を受け付けている場合もあります。特殊と言えば特殊ですね。

ネット申込しか出来ないネット専業銀行が不便かと聞かれても、不便とは答えないでしょう。パソコンしかない場合であれば不便に感じることが多いかもしれませんが、外出先にスマホがあれば、そこから申込や振込キャッシングや返済も出来るので、不便とは言えません。

ネット申込する流れ

銀行の店舗営業時間は「平日の午後3時」までとなっていますが、ネット申込の銀行カードローンであれば24時間受付しています。申込者が申し込みしたい時に出来るので、1番利用率が高い申込方法になります。

銀行カードローンのネット申込の流れ
  1. 銀行公式サイトから申込フォームに入力
  2. 申込完了メールが登録アドレスに届く
  3. 申込情報による審査開始
  4. 勤務先へ在籍確認
  5. 審査結果の連絡
  6. 本人確認書類の提出
  7. ローンカードや契約書類の郵送
  8. 利用開始

ネット申込が一番手軽な申込方法で、審査結果や契約までネットで完結出来る銀行もあります。

すべてネットで行う場合は、ローンカードは後日に郵送されてくることになるので、ATMで借り入れる場合は数日の時間が必要になります。自動契約機がある銀行カードローンであれば、出向いてカード発行することも可能です。

自動契約機(ローン契約機)で申し込む流れ

銀行カードローンでローン契約機が使えるのは、三井住友銀行のみです。

銀行カードローンに自動契約機の流れ
  1. ローン契約機に出向く
  2. ローン契約機内のタッチパネルで申込手続き
  3. 本人確認書類の提出
  4. 仮審査開始
  5. 本審査開始
  6. 在籍確認
  7. 本審査結果の連絡
  8. カード発行

銀行内にあるローン契約機で申し込むとカード受取が可能ですが、カード発行されるのは本審査の結果連絡の後なので、即日で発行されるわけではありません。

前項目で解説したネット申込をして本審査の結果が分かってから、ローン契約機でカード発行するのがおすすめです。

銀行窓口で申込する流れ

ネット申込の流れのところでも書きましたが、窓口業務が行われている「平日15時」までに出向かないと、窓口でのカードローンの申込は出来なくなっています。

担当者と相談しながら申し込める窓口ですが、窓口でカードローンの申込を受け付けていない銀行もありますし、ネット専業銀行は窓口がもとからありません。

窓口でカードローンを申し込む方も、ネット申込が主流になった今では、かなり減っている状態ですので、大手銀行は力を入れていない可能性が高いです。

電話で申込する流れ

電話申込はネット専業銀行では申込出来ないところが多くなっていますが、大手銀行であれば電話でも申込出来る場合が多いです。

銀行カードローンの電話の流れ
  1. 申込窓口のフリーダイヤルに連絡
  2. 担当者に必要項目の質問を受ける
  3. 本人確認書類の提出
  4. 審査開始
  5. 審査結果の連絡
  6. 契約方法、カード受取方法の選択
  7. 利用開始

電話でカードローンを申し込まれる方も少なくなっていますが、担当者と直接相談できる点と、ネット環境がない方やスマホ操作が苦手とされる方には、申し込みされやすいのが電話になります。

本人確認書類の提出は、銀行によって審査前か審査後に分かれますが、郵送の提出方法は時間が長く書かてしまうことになります。

契約手続きも郵送のやり方もありますが、ローン契約機がある銀行カードローンでは、出向いて契約することも可能で、すぐにカード発行が出来るようになっています。本審査結果後のカード発行ですので、すぐに利用開始となります。

銀行カードローンでスムーズに借り入れる方法

上でも紹介しました、自動契約機がある銀行カードローンであれば、すぐにカード発行が出来るので、時間を気にせずに借り入れが出来ます。

素早く借りるための流れ
  1. ネット申込
  2. 仮審査開始、結果の連絡
  3. 本人確認書類の提出、契約手続き
  4. ローン契約機でカード発行

三井住友銀行カードローンの申し込みから契約・カード発行までの流れは、上記のようになっています。事前にネット申込をしているのがポイントで、審査に通らなければ、わざわざ自動契約機に出向く必要もありません。審査に通らない場合は、すぐに連絡が来るのが通常です。

直接、自動契約機に出向いて、申し込みからしても良いですが、その場で仮審査結果が出るまで待たなければいけません。

契約自体はネットではなくローン契約機で行いますので、本人確認書類など必要書類を持参することを忘れてはいけません。

カード発行が出来れば、銀行内に設置されているATMで借り入れすることが出来るので、大変スムーズにカードローンの利用が出来ます。

早い審査が特徴である銀行カードローン

一昔前は、銀行カードローンと言えば「審査に時間がかかる」「融資までに1週間以上待つ」など、急いでいる時などには不向きなカードローンとして認識されていました。

一方で、消費者金融のカードローンは、審査が早いことで有名で、多くの大手消費者金融では、即日融資が可能なカードローンが当たり前になっています。

しかし、最近の銀行カードローンも審査が早く行われるようになっている銀行もあり、利便性は非常に良くなっています。特に、審査の早さに定評がある銀行が下記の3行になります。

  • 三井住友銀行カードローン
  • 三菱UFJ銀行「バンクイック」

2つのカードローンで共通していることは、銀行口座の開設が不要であると言えます。口座開設をしていれば、素早く借り入れが可能な銀行カードローンも多いですが、口座がないと口座開設の時間も必要になります。

さらに、最初の方でも書いています「自動契約機」がある銀行カードローンですので、事前に申込を済ませて、仕事終わりや土日の休みの時にでも、直接カード発行が出来ます。