カードローンは審査に通ってから契約を交わすと、やっと使える物になるのは、皆さんお分かりだと思います。

しかし、誰しも何処のカードローンを申し込んでも審査に通るとは限りません。審査に落ちる人もいれば、すんなり審査に通る人もいます。その中で、審査にすんなり通る人はどういった条件・内容なんでしょう?

カードローン審査に通りやすい人の内容

審査に通りやすい方の内容
項目内容
年収400万円以上
職業公務員や大手勤務
勤続年数10年以上
家の状況・居住年数持ち家でローンなし・10年以上
家族構成独身で家族同居など
他の借り入れ状況借り入れ件数・金額が少ない
遅延などの事故情報一切無い

上の表では、カードローン審査におけるスコアリングが高いとされるものです。

年収・職業

カードローン審査で重要な項目になるのが「安定した収入源」となっており、カードローン会社にとって安心出来る審査材料になります。ここで一番安定している職種といえば「公務員」になるでしょう。収入が安定しているならば、返済が遅れる心配もないと判断されます。

その他にもスコアリングが高いとされる職業は、『大手企業勤務』や『専門職』になります。専門職は、医師・薬剤師などの医療系や公認会計士・弁護士や一級建築士など、高収入になる傾向にある職業です。

高収入が絶対に良いと言いきれない場合もありますが、収入が少ないよりは多いほうが、返済にも困りにくいという基準になっています。

逆に、スコアリングが低くされてしまうのが、『自営業』『派遣・契約社員』『パート・アルバイト』など、安定した収入が見込めない・収入の低さなどが見れる職業です。しかし、安心してください、私は自営業ですが審査通過しています。

年収の金額は「400万円以上」あれば十分に審査に通る可能性が高い方ですが、審査でのボーダーラインとなるのが「年収200万円〜100万円」となっている方です。

勤続年数

勤続年数も重要な審査項目になります。勤続年数を見るのは、転職を繰り返している方なのかなど見ます。
年数が長くなる事はやはり安定した収入源あるものとされるので、スコアリングが高くなります。
概ね2,3年続いていれば、それほど低い評価はされないです。

1年未満は、スコアリング的に低くなり審査に通りにくい傾向です。

住居形態や年数

今住んでいる自宅が、持ち家の方は評価が一番高いといえます。その中でも住宅ローンが無いのは好材料になるでしょう。

しかし、今の時代住宅ローンやマンションなど賃貸に住んでいる方が多いので、それほど高い重要度ないでしょう。

持ち家(ローンなし)>持ち家(ローン有り)>社宅>賃貸住宅・公営住宅

あとは、居住年数も多少なり影響してきます。長ければ長いほうが良いとされますが、1,2年以上住んでいる場合は心配することも無いです。

短期間しか住んでいない方や頻繁に引越しをしている方などは、カードローン会社側が連絡が取れなくなるかもしないという理由で、低いスコアリングを付けられる事になります。

借り入れ件数・金額

初めてカードローンを契約される方であれば、他社での借り入れはないのですが、借り入れが他にないのが1番良いと判断される場合もありますが、そうとは限らない場合もあります。

実際に以前に借り入れした経験があり、その後の返済実績がある方のほうが良い事もあります。

そこには、返済の遅延・滞納がないことが前提です。それでも、借り入れ件数は少ないほうが良いですね。もちろん、はじめてカードローンを申し込む方も、スコアリングは高いです。

高収入でも審査に落ちる異動情報

審査に通りやすい方の理由と同じ条件の方でも、確実にカードローンの審査に落ちてしまう方もいます。その理由として「異動情報」が信用情報機関に記録されている方です。

高収入の方であればお金に困っていないと思う方も多いですが、ギャンブルや浪費癖という理由によって、カードローンを契約される方も多いです。

ギャンブルなどにハマると、現在の収入だけで返済が出来なくなってしまう場合があり、返済が遅れてしまう方がいまますが、この返済の遅れが原因で、カードローン審査に落ちてしまう場合があります。

異動情報は「延滞」「代位弁済」「債務整理」などありますが、その中でも「延滞」というのは長期の返済の遅れで「61日以上か3ヶ月以上」となっています

高収入であれば延滞を解消出来るケースもありますが、延滞の異動情報は「1年〜5年」は記録されたままとなり、登録期間内の新たなカードローンの申込で審査に通ることは難しくなっています。

審査に通りやすくする「高収入の虚偽」もバレる

何とかカードローンの審査に通りたいがために、カードローン申込時の入力する項目に、ウソの情報を入力してしまう方もいますが、これで審査に通っても大変なことになります。

申し込みで一番ウソの情報を入力してしまうのが「年収」ですが、正確な年収がすぐに分からない状況で申し込むことが多いので、数万円や10万円程度の範囲であれば大丈夫ですが、数百万円を上乗せして申し込む場合は、確実にカードローン会社にバレてしまい、審査に通ることはありません。

高収入の虚偽をした場合でも、他の申込情報の居住形態や勤務先の情報で、年収と釣り合いが取れていないと判断され、収入証明書の提出をい求められることになります。

収入証明書を見ればすぐに年収がバレてしまい、提出を拒めば、契約まで進むことは出来なくなります。

「そうしたら居住形態や勤務先もウソをつこう」と考える悪い方もいるかもしれませんが、本人確認書類の提出で現在住んでいる場所と違えば、審査に通ることは出来ません。

さらに、勤務先をウソの情報を入力してしまうと、勤務先への在籍確認が行われるため、入力した勤務先で働いていないこともバレてしまいます。

高収入が審査に通りやすいという簡単な判断で、ウソの申込情報を入力しても、カードローン審査は簡単なものではなく、何重にも厳しい審査が行われているので、ウソは100%バレることになります。