カードローンを利用するには審査に通らなければいけませんが、審査される時には申込者の返済能力が十分にあるのか判断がされるわけです。
カードローンを申し込みをする時には「氏名」「生年月日」「勤務先」「年収」などの情報を記入していくことになります。
カードローンの仮審査や本審査が終わった段階で、申込者が本人であるかの確認作業を行うために「本人確認書類」の提出が必要になります。
本人確認書類として1番多く提出されるのは、取得率も高い「運転免許証」になっていますが運転免許証を持っていない方であれば、パスポートや健康保険証の提出になる場合が多いです。
しかし、健康保険証には皆さんもご存知の通り、いくつかの種類に分かれており、種類によっても審査で多少の影響を及ぼすのか考えてしまう方も多いようです。
なぜ健康保険証の種類によって審査に影響があると思うのか解説したいと思います。
保険の種類
保険は大きく分けると、国保とよく言われることが多い「国民健康保険」と、社保などと言われる「社会保険」の2種類になります。社会保険の方は「健保」や「健康保険」とも言われる場合もあり、国保と混合してしまう方も多いですが、全く違う保険の種類になっています。
国民健康保険は1種類と考えても良いのですが、社会保険は勤務されている会社によって、保険の種類が変わっており、社会保険の種類の違いによっても、カードローン審査に影響が出てくることが言えます。
社会保険の種類
チラッと上の言葉で出てきてしまいましたが、社会保険は企業や国・地方で働かれている方によって、受け取る保険が違ってきます。
- 共済保険
- 組合保険
- 船員保険
共済保険というのは公務員の方が加入する社会保険で、共済保険でも国家公務員、地方公務員、警察関連の公務員などでも細かく分かれている保険になっています。
組合保険というのは企業の保険組合が発行する社会保険となっており、大企業など比較的大きな企業が発行しているものになっています。中小企業などが発行する社会保険は「全国健康保険協会」が発行しているものになっています。
船員保険は名前の通り船員が加入する社会保険となっていますが、船員自体が少ないため社会保険の中でも少ない部類になる社会保険となっています。
社会保険のカードローン審査への影響は？
社会保険という括りでは一緒かもしれませんが、社会保険証の種類によってカードローン審査で影響が出ると言えます。
カードローン審査で安定性が重要とされているため、社会保険の種類で1番安定性が高いものは「共済保険」となります。やはり公務員の方の収入面での安定性は非常に高く、急に収入が減ったりなくなったりすることは無いと言えるからです。
次に高い安定性となるのが「組合保険」となります。会社が組合を持つということは、大企業などに限られてくるため、安定性と言う面で公務員に近い信頼性の高さになります。
企業に勤務されているという面では同じかもしれませんが、全国健康保険協会が発行する社会保険の会社は、中小企業などが多く安定性の面で少し弱くなってしまいます。
国民健康保険の審査への影響～安定性は低い？
国民健康保険に加入している方の多くは、個人事業主などの自営業をされている方となります。企業に務められている方でも、従業員数が5人未満であれば国民健康保険になっている可能性もあります。
自営業というのは、大きな収入を得ることが出来る面もありますが、季節や時代によって収入面の波が激しく、安定性に欠ける部分があると判断されやすいです。
そのために、共済保険や組合保険などのすべての社会保険よりも審査で低い評価になることもあり、保険証を提出する場合には、1番審査で通りにくくなる保険と言えます。年収の多さなどは加味しても、1番評価が低くなるケースがあります。
とは言っても、国民健康保険を提出したから審査に落とされることはありません。私がプロミスや金融機関カードローンで提出した健康保険は国民健康保険です。
プラス評価にならないだけでマイナス評価を受けるわけでは無いので、心配せずに保険証を提出するようにしましょう。
社会保険加入であればSMBCモビットの申込がおすすめ
国民健康保険と社会保険の審査の影響が多少あると書きましたが、審査以外でも社会保険加入者の方がおすすめなカードローンがあります。
それは「SMBCモビット」になります。
社会保険証を提出できる人は「電話連絡なし」「郵送物なし」になる「WEB完結申込」が利用できる場合があります。
- 三井住友銀行か三菱UFJ銀行かみずほ銀行かゆうちょ銀行の口座を持っている
- 収入証明書の提出
上の2点の条件を合わせた3つの条件をクリアすれば、職場への電話連絡なしで申し込みが出来るのでバレる可能性が非常に低くなります。
- Web完結申込で電話・郵送物なし!!
- WEB契約で即日融資が可能
- 10秒簡易審査で結果表示
| 金利 | 最大限度額 | 年齢制限 |
|---|---|---|
| 年3.0％～18.0％ | 800万円 | 満20歳～74歳 ※収入が年金のみの方はお申込いただけません。 |
| 審査時間 | 即日融資 | 約定返済額 |
| 最短30分※ | 可能※ | 4,000円～ |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
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パートでも社会保険に加入出来るので、一度確認された方が良いと思います。
身分証明書としては健康保険証の提出は弱い
運転免許証が無い方が健康保険証を提出することは良いのですが、2016年10月「犯罪収益移転法」によって、カードローンなどのローン商品での本人確認書類の厳格化が進み、健康保険証1枚で本人確認書類として認めていない金融機関や消費者金融が多くなっています。
審査で高い評価となる共済保険証を提出したいと思っても、住民票や公共料金の領収書なども併せて提出しなければいけないため、提出の手間としては余計に時間がかかってしまう可能性もあります。
カードローン審査に悪影響～保険証で勤務年数や居住年数は分かる
保険証を提出した場合、申し込み情報と保険証の情報に違いがあれば、カードローン会社から疑われてしまう可能性が高くなります。
社会保険には資格取得日が記載されているはずですが、取得日によって「いつ勤務を始めた」という勤続年数が分かるようになっています。
申込情報で5年以上働いている情報を書いているにも関わらず、その企業で働きだしたのは数カ月程度の取得日になっていると、誤差が生じてしまいます。特に転職などされていると、資格取得日が短くなってしまうことになります。
国民健康保険は市区町村が発行するものとなっており、引っ越しなどをされて転居されると、健康保険証の発行が変わることになります。
そこから発行日が分かるようになっているので、居住年数が予想できるようになっています。申込情報にも居住年数を入力するようになっているので、実家暮らしでも、途中で違う地域に引越しされた経験がある方であれば、国民健康保険証の情報とは違ってくる場合が多いですので、注意してください。
