カードローンでお金を借りる場合に、多くの方が利用するのがネットキャッシングがとなってきていますが、コンビニATMで直接お金を引き出される方法も多くなっています。

その理由としては、コンビニへ買い物目当てに歩いていなくても、すぐにコンビニを目にするぐらい、至るところにコンビニがあるところにあります。

三大コンビニと言われるのが「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリマート」になります。主要のコンビニATMとなるのが、セブンイレブンに設置されている子会社「セブン銀行ATM」、ローソンに設置されている「ローソンATM」とファミリマート・サークルKサンクス・デイリーヤマザキなど様々なコンビニに設置されている「イーネット」になります。

コンビニATMの中で、消費者金融や銀行などのカードローンで多く提携されているATMなのが「ローソンATM」になります。多く提携されているという事は、どのカードローンを選んでもローソンATMが利用できる場合が多くて、利便性が高いという事になります。

ローソンATMで借りる流れ

  1. ローンカードをATMに挿入
  2. 「お引き出し」「出金」ボタンををタップ
  3. 暗証番号を入力
  4. 金額を入力
  5. 利用内容の確認
  6. 借り入れ完了・利用明細書とお金を取る

ローソンATMを利用してお金を借りる場合に、セブン銀行ATMなどの違う操作方法になることはありません。

銀行のキャッシュカードで現金を引き出す流れと変わりませんので、画面に表示される指示に沿って進めば、簡単にローソンATMでお金をキャッシングすることが可能です。忘れていけないのは、利用するカードローンを持っていくことです。

ローソンATMでキャッシング出来るカードローン

自宅の近くや勤務先の会社の近くに、ローソンATMがあり、契約しているカードローンが利用できると、大変利便性が高くなります。そもそも、多くのカードローンと提携しているローソンATMですが、どこのカードローンがローソンATMで借入できるか表にしてみます。

ローソンATMで借入できるカードローン
消費者金融プロミス、アコム、アイフル、ノーローン、SMBCモビット、レイク
大手・ネット銀行三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、楽天銀行、オリックス銀行、住信SBIネット銀行など

上の表のように大手消費者金融はすべて利用可能で、銀行カードローンも多くの物がローソンATMが利用できることが分かります。

手持ちのローンカードをキャッシュカードを利用する時と同様に、挿入するだけでそれに対応した画面が出てくるので、簡単に借り入れる事が出来ます。

ローソンATMでキャッシングする時の注意点

  • 引き出し可能限度額
  • 借り入れが出来る時間帯
  • 手数料の有無

ローソンATMでキャッシングすることは、とても利便性が高い方法と言えますが、知らず知らず利用していると、つまづいてしまったり、意外に損をしてしまっている場合があります。

項目ごとに注意する点を解説していきたいと思います。

1回の引き出し限度額

カードローンを利用してローソンATMで借り入れる場合、1回で引き出せる限度額は「20万円」と決まっています。元からカードローンの限度額が20万円まででしたら、20万円を超える金額を借りることが出来ませんので、気にする必要はありません。

しかし、カードローンの限度額が50万円や100万円のように、ローソンATMで1回で引き出せる金額を上回る場合は、覚えておいて方が良いでしょう。

万が一のためにカードローンを契約された方は、こまめに少額の借り入れをされる傾向ですので、20万円の限度額は大きく感じるでしょう。しかし、必要なお金が大きく、せっかく大きな限度額を契約できたのに、ローソンATMに出向いてから焦ってしまう場合もあります。

ですが、1回の引き出し限度額が20万円であって、1日の引き出し限度額ではありませんので、複数回に分けて借り入れることも可能です。

キャッシング出来ない時間帯もある

ローソンと言えば、24時間365日営業していることがほとんどで、その店舗内に設置されているローソンATMも24時間365日営業していると思う方も多いはずです。

いつでも利用できるという考えでも良いのですが、厳密に言うと、ローソンATMのメンテナンス時間が「午前3時~4時の15分間ほど」あり、一時的に利用できない時間帯があります。利用率の低い時間帯と思いますので、さほど気にする必要もないでしょう。

ローソンATMのメンテナンスの時間帯だけが、カードローンが利用できなくなる時間ではなく、契約しているカードローンによって、ローソンATMが利用できなくなる時間帯もあります。

各カードローンのローソンATMの利用時間
利用可能時間
アイフル7時〜23時
アコム基本24時間
(毎週月曜日 1時〜5時までメンテナンス)
プロミス基本24時間
(毎週月曜日 0時〜7時までメンテナンス)
三菱UFJ銀行カードローン基本24時間
(毎週月曜日 1時〜5時までメンテナンス)
三井住友銀行カードローン基本24時間
(毎月第2月曜日 1時〜5時までメンテナンス)
みずほ銀行カードローン
  • 平日24時間
  • 土曜日 0時〜22時
  • 日曜日 8時〜24時

消費者金融や銀行カードローンでローソンATMを利用する場合、基本的に24時間利用可能な場合が多いです。しかし、月曜日などの深夜から早朝にかけてメンテナンスされるカードローンが多く、前もって借り入れされている方が良い場合もあります。

ローソンATMのキャッシングの手数料

街で見かけることが多いローソンで、基本的に24時間カードローンが利用できるので、大変利便性が高いのですが、手数料が取られてしまうことを忘れている利用者も多いです。

キャッシングする金額や利用する時間によって、手数料は108円か216円取られることになると思ってください。

消費者金融は分かりやすく、利用する時間に関わらず手数料が発生することになっています。

  • 1万円以下では108円
  • 1万円超では216円

分かりやすいことは良いのですが、手数料が無料になることは無いので、契約しているカードローンが消費者金融であれば、手数料に気をつけてください。

数百円程度であれば気にされない方もいますが、1回の取引で手数料が発生しますので、借り入れが頻繁にされる場合や、返済もローソンATMを利用される場合は、意外にコストが増えている可能性があります。

一方で、銀行カードローンをローソンATMで利用する場合に、手数料が無料としている場合が多いです。

    • 三井住友銀行カードローン
    • 三菱UFJ銀行カードローン
    • オリックス銀行カードローン
    • auじぶん銀行カードローン

など

上の銀行カードローンなどでは、時間内・時間外を問わず、手数料無料になっているので、いつでも利用しやすくなっています。

3大メガバンクの1つであるみずほ銀行カードローンは、利用する時間や曜日によって、108円か216円の手数料が発生してしまいますので、注意してください。