消費者金融の審査は通りやすい?

お金を借りたいけど、初めて申し込む消費者金融の審査に通るのか…」と不安になっていませんか?

そんな不安や悩みを解消するために、次の内容を解説します。

読んで分かること!!

  • 審査が甘い消費者金融を紹介
  • 審査に落ちる理由は審査基準に満たないから
  • 審査に通る可能性を高くする方法

消費者金融では、申込者の返済能力を知るために必ず審査を行うので、審査に通る人もいれば審査に落ちる人も当然います。

消費者金融の公式サイトで審査基準は一切公表されていません。当然ながら審査落ちした理由も後から知る術もないです。

しかし、明確な審査基準を知らなくても「審査に落ちる理由」や「審査に通るコツ」は予測可能です。

申し込みたい消費者金融から確実に借りれるように、解説を参考にしてください。

消費者金融で審査が甘いのはどこ?

消費者金融の公式サイトを眺めていても、どこの審査が甘いか一切分かりません。それでも、審査に通りやすい消費者金融を探す人は多いです。

少しでも審査に通る可能性を高くしたいなら、各社の審査通過率を参考にすると良いです。

審査通過率とは

新規申込者の内、審査に通過できた人の割合を示す数値。新規成約率とも言います。

当然ながら、審査が厳しい消費者金融なら審査通過率は低い数値となり、審査が甘い消費者金融であれば高い数値になると予測できます。

次の表に、審査通過率を公表している消費者金融をまとめました。

消費者金融の審査通過率(2021年10月調べ)
消費者金融2021年8月新規申込者数新規契約者数
アコム42.6%44.638人19,019人
プロミス39.9%45,561人18,183人
アイフル33.9%49,726人16,869人
レイク36.0%非公表約33,900人
SMBCモビット非公表

※出典:アコム「2021年8月末マンスリーレポート」※出典:SMBCコンシューマーファイナンス「月次営業指標 2022年3月期」※出典:アイフル「月次推移 マンスリーデータ(2021年4月~2022年3月)」※出典:新生銀行「四半期データブック 2021年6月末」
レイクALSAの数値は、第1四半期 2021年4月~6月の合計

消費者金融によって審査通過率や契約できた人の数値に違いがあることが分かります。

例えば、2万人の申込者数がある消費者金融A社とB社があり、A社の方が審査通過率が10%高いと契約できる人数が2,000人多いです。

なるべく審査通過率が高い消費者金融を選ぶようにすると良いでしょう。

ただし、審査通過率は毎月変動します。各社ほぼ同じ数値の月もあれば、以前とは数値が逆転している月もあります。

消費者金融を選ぶ判断材料の1つに審査通過率を参考にしたうえで、どこが自分の利用目的に合うサービスなのか把握しましょう。

  1. 消費者金融最大手のアコムなら初めてでも安心

    審査通過率:
    42.6%(2021年8月分)
    審査時間4.5
    即日融資5.0
    利便性4.5
    無利息期間4.0
    実質年率4.0

    貸付残高が消費者金融No.1のアコムは、審査通過率でも常に高い数値を保つ安定性に定評があります。

    ココがおすすめ
    • 申込完了から融資開始まで最短30分
    • 初めてなら最大30日間無利息サービスが適用
    • 最短1分で振込完了

    はじめてのアコム♪」のCMで有名ですが、インターネット調査で「はじめての方にオススメ」「即日ほしい人向け」「手続きがわかりやすい」の3部門で1位に輝いた実績もあります。

    三菱UFJフィナンシャル・グループに属している安心感も、カードローンを初めて利用される人に選ばれる理由の1つでしょう。

    さらに、ネット銀行口座数No.1の楽天銀行への振込なら、24時間最短1分で借入手続き完了する素早さが高評価です。

    金利(実質年率)年3.0%~18.0%
    限度額1~800万円
    審査にかかる時間最短30分
    融資までの時間最短30分
    無利息サービス初回契約日翌日から最大30日間

    アコムの審査について解説

    初めてなら最大30日間の無利息期間!
    \ 来店不要で最短30分融資! /
  2. プロミスの無利息は初回借入の翌日から!利便性は業界No.1

    審査通過率:
    39.9%(2021年8月分)
    審査時間4.5
    即日融資5.0
    利便性5.0
    無利息期間4.5
    実質年率4.5

    消費者金融の審査に不安がある人は、私は迷わずプロミスをおすすめします。

    なぜなら、業界の中で審査対応の評価が常に上位であり、初めて申し込む人へ不安を与えないサポート体制だからです。

    解決

    プロミス利用者である私も、一切不便に感じたことはありません!

    ココがおすすめ
    • 最短20分で借り入れできるのは業界トップクラス
    • 無駄がない!無利息サービスは初回借入翌日から適用
    • 約200の金融機関への振込は最短10秒で完了

    ※事前審査の結果確認後は本審査が必要。
    新規契約時の融資上限は本審査によって決定される。
    申込時間や審査により希望に添えない場合がある

    原則24時間最短10秒で振込可能!
    \ 最短20分、融資も可能! /

    SMBCグループのプロミスは、来店不要のWeb完結に対応しているため、自宅への郵送物がなく家族にバレずに借りやすいです。

    アプリローンならカードレスで借入や返済ができるので、振込に限らず、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMで現金を引き出すことも可能です。

    金利(実質年率)年4.5%~17.8%
    限度額1~500万円
    審査にかかる時間最短15秒(事前審査)※
    融資までの時間最短20分※
    無利息サービス初回借入日翌日から30日間

    ※事前審査の結果確認後は本審査が必要。
    新規契約時の融資上限は本審査によって決定される。
    申込時間や審査により希望に添えない場合がある

    プロミスの審査について解説

    原則24時間最短10秒で振込可能!
    \ 最短20分、融資も可能! /
  3. レイクの審査結果の表示がとにかく早い

    審査通過率:36.0%(2021年3月~6月平均)
    審査時間5.0
    即日融資4.5
    利便性4.5
    無利息期間5.0
    実質年率4.0

    消費者金融としては歴史の浅いレイクですが、無利息サービスについては他社を寄せ付けない特徴があります。

    WEB申込で選択できる最大60日間の無利息サービスは、消費者金融の一般的な無利息期間の2倍の長さです。

    さらに、借入額5万円まで適用される無利息サービスは、最大180日間とさらに長い期間で利息が発生しません。

    ココがおすすめ
    • 最短15秒で審査結果表示
    • WEB申込最短60分融資が可能
    • 郵送物が発生しないWeb完結

    ※21時(日曜日は18時)までに契約手続き(審査・必要書類の確認)完了で、当日振込可能。(一部の金融機関とメンテナンス時間帯を除く。)

    レイクを申し込むならWEB申込するのがおすすめです。

    なぜなら、最大60日間の無利息期間を選択できる以外にも、「最短15秒で審査結果表示」「スマホで本人確認」「Web完結」が適用可能なのはWEB申込だけだからです。

    Web完結はカードレス契約ですが、レイク公式アプリ「e-アルサ」がカード代わりになるので、セブン銀行ATMで借入と返済が利用可能なので不便ではありません。
    ※2020年12月23日(水)よりセブン銀行ATM「スマホATM取引」が利用停止中。(2021年10月24日時点)

    金利(実質年率)年4.5%~18.0%
    限度額1~500万円
    審査にかかる時間最短15秒※
    融資までの時間最短60分※
    無利息サービス
    • 最大60日間(WEB申込)
    • 最大180日間(かりいれがk)
    21時までに契約完了で最短即日融資!
    \ WEBで最短60分融資も可能! /
  4. アイフル

    アイフルの独自審査が魅力的!

    審査通過率:
    33.9%(2021年8月分)
    審査時間4.5
    即日融資※4.5
    利便性4.5
    無利息期間4.0
    実質年率4.0

    当日中の振込が平日14時までと不便だったアイフルですが、令和2年12月から24時間365日の振込が可能となり利便性がかなり向上しました。

    しかも、調査した月の新規申込件数はアコムとプロミスを抜く1位で、アイフルが人気の消費者金融だと分かります。

    ココがおすすめ
    • 融資まで最短20分
    • 来店なし!郵送物なし!で手続きできる

    価格.comカードローンカテゴリ第1位
    ※人気ランキング2021年上半期総合

    しかし、アイフルの審査通過率は、非公表のSMBCモビットを除けば最も低い数値なところが残念な点です。

    ただし、アイフルは銀行に属さない独立系消費者金融で、他社とは違う独自審査を行うため審査通過率の変動幅は大きいです。

    2015年4月~2016年3月までの審査通過率は、平均で約47%の高い数値の時期もありました。

    審査落ちの経験者が、大手消費者金融の審査に通る可能性があるのはアイフルかもしれません。

    金利(実質年率)年3.0%~18.0%
    限度額1~800万円
    審査にかかる時間最短20分※
    融資までの時間最短20分※
    無利息サービス初回契約日翌日から最大30日間

    ※申込状況によって希望に添えかねる。

    アイフルの審査について解説

    原則24時間最短10秒で振込可能!
    \ 最短20分、融資も可能! /
  5. SMBCモビット

    SMBCモビットは顧客満足度2年連続1位の実力

    審査通過率:
    非公表
    審査時間4.0
    即日融資※4.5
    利便性4.5
    無利息期間3.5
    実質年率4.0

    SMBCモビットは、新規申込者数や審査通過率などの情報が一切公表していないため、審査難易度を知る術はありません。

    だからと言って、不便でおすすめできない消費者金融ではありません。

    ココがおすすめ
    • 電話連絡なし!郵送物なし!のWEB完結申込
    • 審査時間が最短30分
    • 業界初!HDI格付けベンチマーク「三ツ星」獲得
      対応記録/クオリティ格付け(センター評価:電話)

    ※申込時間や曜日によって、翌日以降になる場合もあります。

    SMBCモビットのWEB完結申込は他社とは一味違い、郵送物なしだけでなく電話連絡なしも原則実現可能です。

    条件

    • 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っている
    • 社会保険証もしくは組合保険証を持っている

    会社勤務の正社員であれば条件を満たす人が多いはずですので、職場にバレたくない場合は借入先に検討すると良いでしょう。

    金利(実質年率)年3.0%~18.0%
    限度額1~800万円
    審査にかかる時間最短30分※
    融資までの時間最短1時間※
    無利息サービスなし

    ※申込時間や曜日によって、翌日以降になる場合があります。

    バレにくい電話連絡・郵送物なし「WEB完結申込」
    \ 数分で申込完了!10秒簡易審査結果表示! /

審査基準と審査項目

審査基準と重要な審査項目

消費者金融からお金を借りるには、厳しい審査に通る必要があります。ただ、審査基準は各消費者金融で違いがあり複雑なため、年収300万円あれば必ず通るとは限りません。

知りえない審査基準は参考にできませんが、各消費者金融でチェックされる審査内容はほぼ一緒です。

審査な流れ

  1. 申込情報のスコアリング審査
  2. 借入状況の確認
  3. 収入状況の確認

消費者金融の審査の流れは上記のとおりで、それぞれがとても重要な審査です。

分かりやすくするために、1つずつ詳しく解説します。

申込情報のスコアリング審査

申込フォームで入力された項目を、1つずつ担当者が目視で確認していると、審査に時間がかかってしまい利便性が悪いです。

そこで、消費者金融の審査では申告された申込情報すべてをスコア化(点数化)した上で、コンピューターシステムによる自動審査が行われます。

主にスコア化される項目は、次のとおりです。

スコア化される審査項目
審査内容審査項目
本人情報
  • 年齢
  • 配偶者の有無
  • 子どもの人数
勤務先情報
  • 勤務先名
  • 住所
  • 雇用形態
  • 勤続年数
  • 部署/役職
  • 年収
  • 保険証の種類
住まい情報
  • 持家か賃貸
  • 本人名義か家族名義
  • ローンの有無
  • 居住年数
他社の利用状況
  • 借入金額
  • 借入先件数

消費者金融によって重要視する審査項目が違います。

スコア化された審査項目の合計点数が、各消費者金融で決められた点数を超えていれば、スコアリング審査の審査基準を満たすことになります。

ただし、審査基準を満たす前に「満20歳以上」「安定した収入がある」の2つの申込条件をクリアしている必要があります。

借入状況の確認

スコアリング審査が終わったら、消費者金融は信用情報機関に信用情報の照会を行います。

信用情報機関に記録されている情報は、次のとおりです。

情報内容
本人特定
  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 住所
  • 電話番号
  • 勤務先
  • 勤務先電話番号
  • 運転免許証の記載番号など
契約内容
  • 商品名
  • 契約の種類
  • 契約日
  • 契約金額など
返済内容
  • 入金日
  • 入金予定日
  • 残高金額
  • 完済日
  • 延滞など
取引状況
  • 債権回収
  • 債務整理
  • 保証履行
  • 強制解約
  • 破産申立
  • 債務譲渡など

申込フォームの情報は自己申告で入力された内容ですが、信用情報機関の情報を照会することで正しい申告内容であるか判断できます。

日本には3つの信用情報機関がありますが、消費者金融が主に加盟しているのがJICCCICの2つの機関です。

他社借入状況を確認した上で返済可能か判断するため、信用情報機関への照会は大変重要な審査と言えます。

収入状況の確認

審査の最後には、申込者の現在の収入を調査するために「在籍確認」を行います。

在籍確認も、申込フォームに記入された勤務先の情報が正しいか判断する方法であり、勤務先に電話連絡するのが一般的です。

あと、収入状況に見合った利用限度額が申込者から希望されているのかを調査します。

希望限度額があまりにも現実からかけ離れている場合は、消費者金融側から低い利用限度額を提案されるケースもあります。

大手より中小消費者金融の方が審査が甘いのか?

大手消費者金融と中小消費者金融の審査の流れはほぼ変わらず、信用情報機関への照会と在籍確認は行われます。

唯一、中小消費者金融が大手消費者金融の審査と違う点は、スコアリング審査による自動審査ではなく目視確認などによる手動審査です。

大手で機械的に審査に落とされた人でも、申込内容に書かれた情報を隅々まで確認することで融通の利く審査が可能になります。

一言で中小消費者金融の審査が甘いと比較するのではく、柔軟な審査基準が設定されていると言えます。

審査なしの業者は消費者金融ではなく闇金である

無審査のカードローンはない

審査に通りやすい消費者金融を探すあまり、審査を行わない業者を申し込むのは大変危険です。

なぜなら、審査なしなどで誘い込むような業者は絶対に闇金であり、法律を違反しているからです。

貸金業法の第16条で誇大広告は禁止されており、次のような記載がある要注意です。

闇金の誘い文句

  • 審査なしですぐに借りれる
  • ブラックでもOK
  • 誰でも絶対に融資できる

あからさまに怪しい闇金業者を見分けるのは簡単ですが、名前も知らない地方の中小消費者金融が正規の貸金業者であるか判断するのは難しいです。

見分ける判断材料として、貸金業者名と登録番号が一致するか確認してください。

貸金業者の登録番号を記載されているから安心するのは危険で、闇金業者になると登録番号を偽造する可能性があります。

登録番号から貸金業者を検索できるサービスが金融庁で公開されています。

下記の画像が、中小消費者金融の中でも大きな貸金業者「セントラル」を検索した画像です。

登録貸金業者情報サービスを実際に利用した
登録貸金業者情報サービスを実際に利用した

検索した登録番号は「第00083号」だけでしたので、同じ番号でも財務局長の違いで違う貸金業者も表示されます。

消費者金融の審査に落ちる理由

消費者金融では約60%の申込者が審査で落とされてしまいます。

単純に「審査基準を満たさなかった」で片づけるのは簡単ですが、審査に落ちる理由は主に3つあります。

落ちる理由

  • 信用情報にキズあり
  • 総量規制に抵触
  • ウソの申込情報

消費者金融の審査に不安を抱える人は、後の詳しい解説をぜひ参考にしてください。

信用情報に事故情報が登録されていた

消費者金融が信用情報機関へ照会した際に、申込者の信用情報に「問題あり」と分かれば、確実に審査に落とされます。

問題ありとなる金融事故は異動情報と言い、下記の情報が登録されていないか確認します。

事故情報

  • 長期延滞
  • 保証履行
  • 強制解約
  • 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)

消費者金融各社が加盟する信用情報機関では、異動情報を5年間は記録するように決まっています。

信用情報の登録期間を短くすることは不可能なため、審査に通るには異動情報の記録が消えるまで待つ必要があります。

信用情報に問題ないか確認したい場合は、JICCやCICに開示請求をすれば、過去の異動情報の有無や毎月の返済遅れがないか分かります。

他社から借りすぎで総量規制に抵触する

消費者金融で借りれる金額は「年収の3分の1まで」と総量規制で決められているため、すでに多くの貸金業者から借りている人は注意してください。

総量規制の対象は消費者金融以外にも、信販会社のカードローンやクレジットカードのキャッシング枠などもあり、知らずに総量規制ギリギリまで借りている可能性があります。

消費者金融の最大限度額まで借りれると勘違いする人もいますが、500万円を借りるには最低でも年収1,500万円は必要になる計算です。

例えば

年収300万円の人が借りれる上限金額は、100万円となります。

総量規制を超える金額を貸してしまうと、貸した消費者金融は行政処分の対象となってしまうため、絶対に審査に通ることは不可能です。

申込内容に嘘があるとバレる

消費者金融の審査に通りたい気持ちから、申込フォームにウソの情報を入力してしまう人は少なからずいます。

ウソの情報を申告してしまう項目は、ほとんどが下記の内容です。

ウソの申告が多い項目

  • 年収
  • 勤務先
  • 勤続年数
  • 雇用形態
  • 他社の借入残高や借入件数
  • 居住形態(持家or賃貸)

高い返済能力や総量規制に余裕があると見せかけるために、年収を多くしたり他社借入残高を少なくするケースをよく聞きます。

しかし、年収に関しては、年齢勤務先・雇用形態などである程度の金額は予測できます。

なぜなら、何十年と審査してきた消費者金融には、様々な申込者の膨大なデータが蓄積されているため、申告された年収が怪しいことが分かります。

さらに、他社の借入残高や借入件数は、信用情報機関に事細かく記録されているので、ウソをついても絶対にバレてしまう項目です。

勤続年数を長くして申し込む人も多いですが、1年を超えれば審査が劇的に有利になるとは言えません。

それよりも、会社員などで社会保険証を提出する場合、記載されている取得年月日から勤続年数が分かるため、あまりにもかけ離れた年数を申告すると悪影響を及ぼすので注意しましょう。

無職や専業主婦はそもそも申し込みができない

収入がない無職や専業主婦が消費者金融からお金を借りようと思っても、審査に通るのは絶対に不可能です。

なぜなら、消費者金融の貸付対象者の条件に「安定した収入がある人」と必ず明記されており、総量規制の観点からも貸付ができません。

しかも、消費者金融の申込フォームには「無職」を選択できる項目がないため、そもそも申し込み自体が不可能です。

そこで、アコムの3秒診断を利用して、年収0円では貸付可能か試してみました。

年収0円の無職で3秒診断をしてみた
アコムの3秒診断は、年齢・年収・他社借入状況の3つを入力すると簡易診断ができます。

3秒診断の診断結果は、当たり前ですが「申込者本人に収入がないと借り入れできない」とハッキリとした内容です。

無職だと申込できないからといって、勤務先を適当に申告しても在籍確認でバレてしまうので、絶対にやめておきましょう。

消費者金融の審査に通るためのコツ

消費者金融からお金を借りるには、審査に通らなければいけません。

審査に落ちる理由を把握した上で、ここから解説する消費者金融の審査に通るコツを1つでも多く心がけて申し込めば、審査に通りやすくなります。

審査に通るコツとは、次のとおりです。

コツ

  • 安定した収入を得る
  • 必要ないカードローンやクレジットカードを解約する
  • 在籍確認の対応に失敗しない
  • 正しい必要書類を提出する

それでは、1つずつ解説するので参考にしてください。

安定した収入を得る

まず初めに、安定した収入が得られる職に就くことが最低限必要です。

なぜなら、安定収入がない申込者は返済能力が不十分であると判断されるためです。

安定した収入とは

同じ勤務先から毎月1回決まった日に、上下の変動が少ない一定の金額が継続的に得られている。

公務員や会社勤務の正社員などは、毎月決まった給料日があり給与金額もそれほど変動しないため、職業として最もおすすめです。

すぐに正社員で働くのが難しくても、パートやアルバイトで収入を得れば消費者金融の審査に通る可能性はあります。

シフト制による給与の多少の変動は許容範囲のため、それほど審査に与える影響は少ないです。

しかし、派遣会社を通さない日雇い労働や短期バイトは、収入金額が多くても安定した収入とは判断されないため、審査に通るのは難しいです。

最低でも3ヶ月以上働らける職業に就いてから、消費者金融を申し込むようにしましょう。

必要ないカードローンやクレジットカードを解約する

新たな消費者金融を申し込むなら、今は使っていない他社のカードローンやクレジットカードを解約した方が審査に通る可能性が高くなります。

なぜなら、消費者金融の審査では安定した収入の有無を調査する以外に、返済能力があるかも調査するからです。

まず解約した方が良いのがカードローンです。

1円も借りていないカードローンでも何十万円の限度額を契約しているはずで、総量規制の制限を圧迫し返済能力が低いと判断されます。

カードローンを解約すれば、融資可能な限度額に余裕ができるので審査に通りやすくなります。

新たな消費者金融に無利息サービスがあれば、よりお得に利用できます。

もし、消費者金融の審査に不安があるなら、クレジットカードも解約した方が良いでしょう。

クレジットカードのショッピング枠は、基本的に審査へ悪い影響を与えません。

しかし、リボ払いや分割払いの金額や回数が多いと話は別で、早めに支払いを終わらせた方が良いです。

「クレジットカードを解約するのは困る」と言う場合は、キャッシング枠だけ解約しましょう。

キャッシング枠はカードローンの借金と同じ貸金業法の対象となるため、消費者金融の審査に影響を与えます。

在籍確認の対応に失敗しない

消費者金融の審査の最後に在籍確認が行われます。申込者から申告された勤務先情報が正しいか調査するため、職場に電話をかけるのが一般的です。

安定収入の有無を確認するための重要な審査なので、スムーズな対応で在籍確認が取れれば、審査通過は間違いありません。

ただし、在籍確認が取れない状況が続くと審査結果の連絡は後日に延期され、最悪は審査落ちの可能性があります。

在籍確認が取れないケースは、次のとおりです。

注意

  • 電話対応する担当者が社員を把握していない
  • 土日などで会社が休み
  • 個人情報に厳しい会社

会社の電話対応する人があらかじめ決まっているなら、「私宛てに電話がかかってくる」と伝えておけば問題なく審査に通るでしょう。

しかし、会社が休みや個人情報に関する対応を一切断っている会社の場合は、在籍確認の対応が困難です。

あらかじめ申し込む消費者金融に電話連絡について相談すれば、代替策として勤務先を証明できる書類の提出で在籍確認を取る場合もあります。

消費者金融の中には、条件を満たすことで電話連絡なしになるSMBCモビットのWEB完結申込や、原則勤務先への電話連絡なしで審査可能なアイフルがあります。

在籍確認の方法に不安がある人は、利用状況に合わせた消費者金融を選択すると良いでしょう。

正しい必要書類を提出する

消費者金融の審査では申込情報が正しいと確認するために、本人確認書類収入証明書の提出が必要です。

しかし、正しい必要書類を提出したとしても、申込フォームに入力した情報に誤りがあると、新たな確認作業や修正作業が必要となります。

審査に通るためには、申込情報の入力を再確認して正しい必要書類を提出するようにしてください。

まず、消費者金融に提出が必要なのが、下記の本人確認書類です。

顔写真つきの本人確認書類

  • 運転免許証(運転経歴証明書)
  • マイナンバーカード
    ※表面のみ
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

法改正に伴い、本人確認書類の提出は厳しくなりましたが、上記の顔写真つきの書類であれば提出方法によって1枚だけで認められる場合があります。

顔写真なしの健康保険証や住所記載欄がないパスポートは、本人確認書類として不十分な書類のため、住民票や公共料金の領収書などの追加書類も必要です。

また、顔写真つきの本人確認書類でも記載住所が現住所と違う場合は、上記と同じく追加書類を併せて2点提出する必要があります。

困る

正しい住所を入力したつもりが、本人確認書類と違う住所というケースはよくあるようです!

次に、条件次第で提出する必要があるのが収入証明書です。

提出の条件とは、次のとおりです。

条件

  • 利用限度額が50万円を超える場合
  • 利用限度額と他社借入残高の合計が100万円を超える場合

初めて消費者金融を申し込む場合、少額融資を希望しているなら収入証明書を提出する必要はありません。

ただ、すでに複数社の借入がある状態で新たに申し込む場合は、収入証明書の提出条件に当てはまる可能性があるので、用意しておく方が良いでしょう。

提出可能な収入証明書は、次のとおりです。

収入証明書

  • 源泉徴収票
  • 給与明細書 直近2ヶ月分
  • 住民税決定通知書
  • 所得証明書
  • 確定申告書

他にも収入証明書として認められた書類はありますが、上記5つの提出が一般的で用意しやすいです。

会社勤務のサラリーマンやパート・アルバイトであれば、源泉徴収票がおすすめです。

ただ、働いて間もない場合は源泉徴収票を受け取っていない場合もあるので、直近複数ヶ月分の給与明細書を提出しましょう。

個人事業主などの自営業者であれば、毎年税務署に提出している最新の確定申告書が用意しやすいです。

消費者金融の審査時間

審査時間は何分?

ここまで消費者金融の審査基準や審査の内容を解説しましたが、一体、その審査に何十分~何時間かかるか気になりますね。

そこで、大手消費者金融の公式サイトに記載されている審査時間を、下記の表で比較してみました。

消費者金融の審査時間と融資時間
消費者金融審査時間融資時間
プロミス ※1最短15秒(事前審査)最短20分
レイク ※2最短15秒最短60分
アイフル ※3最短20分最短20分
アコム最短30分最短30分
SMBCモビット ※4最短10秒(簡易審査結果)最短60分

※1 事前審査の確認後には本審査が必要。融資上限額は本審査によって決定される。申込時間や審査により希望に添えない場合がある※2 21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了(審査・必要書類の確認を含む)で、当日中の振込可能。一部金融機関メンテナンス時間帯を除く。※3 申込状況によって希望に添えかねる。※4 申込時間帯や曜日によって、翌日以降になる場合がある。

自動審査を採用している大手消費者金融の審査時間は、事前審査や簡易審査であれば最短15秒ほどで画面に表示されます。

その後の本審査を含む審査時間でも「最短30分」と早く、契約手続きなどの時間を合わせると最短60分で融資可能となります。

ただし、公式サイトに書かれている審査時間は最短の時間であり、申し込みが混雑していたり書類不備や在籍確認が取れないと時間が長引きます。

即日融資が可能な消費者金融でも、当日中の借り入れを希望するなら早い時間帯に申込を始めた方が良いです。

消費者金融と銀行は審査基準の高さが違う

消費者金融と比較されるキャッシングには銀行カードローンがありますが、両者の大きな違いは審査基準

審査基準を比較すると、消費者金融は低く設定しているので審査に通りやすく、銀行カードローンは高く設定しているので審査に通りにくいです。

なぜなら、銀行カードローンは低金利ですが、利益となる利息の回収が少なく、貸し倒れリスクが消費者金融と比べると高いため、十分な返済能力がある人しか審査に通しません。

さらに、2018年以降は過剰貸付を抑制する目的から、自主規制がより厳しくなりました。

国内の銀行各行はカードローンなど新規の個人向け融資で審査を厳しくする。来年1月から警察庁のデータベース(DB)への照会で審査に時間をかけ、即日の融資を停止する。家族らの申し出で貸し付けを自粛することも検討。

しかも、銀行カードローンは審査に時間がかかるため、今では即日融資にも対応していません。

少しでも審査通過の可能性が高く、当日中に借りれるカードローンを探しているなら消費者金融がおすすめです。