「5万円を今日中にキャッシングしたい」「家電を買うのに10万円を現金がすぐに必要」など、10万円までの少額キャッシングはすぐに借りたいと考える人が多いです。
5万円もすぐに借り入れできないでしょ?
と思ってしまいそうですが、最短1時間で借入できるカードローンもあり、申込の当日中にキャッシングするのは可能です。
そんな5万円~10万円をキャッシングしたい人におすすめなカードローン業者を、利息を少なくできるポイントも解説しながら紹介していきます。
5万円~10万円のキャッシングにおすすめは消費者金融
お金が借り入れできるカードローンには「消費者金融」「信販系カードローン」「銀行カードローン」の3種類ありますが、少額キャッシングでおすすめなのは消費者金融です。
消費者金融はおすすめな理由として、次の2つがあります。
- 無利息期間がある
- 即日融資が可能
無利息期間を利用して借入額だけを返済するのがおすすめ
大手消費者金融には魔法のような無利息サービスを提供しているカードローンが多い。どの消費者金融が無利息サービスがあるのか下の表にまとめています。
消費者金融 | 適用期間 | 条件 |
---|---|---|
プロミス | 初回借入翌日から30日間 |
|
アコム | 契約翌日から30日間 | 初回契約者 |
アイフル | 契約翌日から30日間 | 初回契約者 |
レイク | 契約翌日から60日間か180日間 |
|
ベルーナノーティス | 契約翌日から14日間 | 初回契約者 |
消費者金融の無利息期間は14日間~180日間と様々ですが、唯一言えることは期間内に借入金額を全額返済すれば、金利はゼロになっているので利息を支払わずに完済することができます。
5万円までの借入額ならレイクの180日間無利息が便利
無利息期間の中でも最長で期間が長いのが、借入額5万円まで無利息になる「レイクの180日間無利息」
他の消費者金融に多い最大30日間と比較すると、6倍の無利息期間があります。
5万円の借入額を一括返済できない人でも、返済期間が180日間と長期に渡っても期間内にすべて返済すれば利息はゼロになります。
もし、レイクで10万円のキャッシングをしても、5万円を超える借入額だけに通常金利が適用されるので、利息を抑えることも可能です。
1つだけ心配なのが、レイクの審査通過率が低い点です。
プロミスやアコムなどは約45%前後の審査通過率がありますが、レイクは公表していませんが約25%前後の審査通過率で審査が厳しくなっています。
どうしても審査に不安な点がある人は、レイクではなくプロミスやアコム、アイフルなどの他の消費者金融を契約した方が良いです。
30日間の無利息期間でも期間内に返済すれば、利息を十分抑えることもできます。
最短で借入できる即日融資が可能なカードローン
希望する借入額が5万円~10万円の少額キャッシングであれば、審査時間が長引いてしまう可能性も低く、即日融資がしやすい借入になります。
即日融資が可能なカードローンは「消費者金融」と「クレジットカード会社のカードローン」の2つが、審査が早く最短融資時間が短いのは消費者金融です。
カードローン | 審査時間 | 融資時間 |
---|---|---|
消費者金融 | 最短30分 | 最短1時間融資 |
クレジット会社 | 最短60分 | 即日融資可能 |
クレジット会社の審査時間は早くても60分の場合がほとんどで、最短で融資できる時間を明確に書いているカードローンはありません。
プロミスやアコム、レイクなどは最短1時間融資も可能と公式サイトに書かれているので、消費者金融とクレジットカード会社で迷ったなら消費者金融を選択すれば間違いないです。
消費者金融で即日融資するポイントは、下の関連ページで詳しく解説しています。
他にもある!!消費者金融が少額融資におすすめできる理由
無利息期間と即日融資の2つで消費者金融がおすすめと紹介しましたが、意外と気づかない点も少額融資で消費者金融をおすすめできる理由があります。
- 少額融資に積極的
- 家族にバレにくい
5万円~10万円の少額融資は、貸し倒れリスクも非常に低く、消費者金融としても融資しやすい貸付金額になってます。
元々、消費者金融の金利は高くなっているので、融資する金額が少なくても利息を多く受け取れるメリットがあるので、積極的に契約してくれる可能性があります。
ですので、学生アルバイトや主婦パートの人でも安定した収入があれば、消費者金融の審査に通りやすいと言われる理由です。
あと、消費者金融は口座開設する必要のないカードローンで、カードレス契約をすれば自宅への郵送物なしにできるメリットもあり、家族にバレにくい点もおすすめです。
銀行カードローンが5万円~10万円の少額融資におすすめできない理由
銀行カードローンは金利が低いから、少額のキャッシングでもおすすめなんじゃないの?
確かに、銀行カードローンは消費者金融と金利を比較すると、かなり低金利に抑えれています。
しかし、金利が低いカードローンで少額のキャッシングをしても、毎月の利息は数百円程度しか低くならず、あまり金利の低さの恩恵が受けられません。
さらに、次の理由が銀行カードローンをおすすめできない点になります。
- 即日融資ができない
- 融資までに3日~1週間は最低必要
- 審査が非常に厳しい
銀行カードローンは、即日融資に対応した銀行が2018年1月以降無くなりました。理由は過剰貸し付けを抑制するための「反社データベース」の照合作業が義務化されたからです。
ですので、銀行カードローンの審査回答は最短翌営業日となってしまい、契約手続きや借入までに3日~1週間以上は必要になります。
あと、銀行カードローンの審査基準が高く厳しいので、審査通過率は10%~20%ほどで低くなっています。
満20歳を超えて貸付条件に該当していても、学生や主婦の借入を受け付けていない銀行も多く、少額融資には向いていません。
5万円をキャッシングした時の利息
では実際に、5万円をキャッシングした場合に、いくらの利息が発生するのかシミュレーションしたみたいと思います。
利息を比較するカードローンとして、SMBCグループで同じのプロミスと三井住友銀行にします。
カードローンの金利は上限金利が一般的なので、プロミスの金利は「年17.8%」で三井住友銀行の金利は「年14.5%」と違いますが、プロミスには30日間の無利息期間がある点を考慮して比べてみました。
プロミスで5万円を借入した利息
プロミスの借入額が5万円の場合、毎月の最少返済額は2,000円とかなり少額になります。ですが、返済回数は長くて「32回」、利息総額「12,923円」です。
無利息期間を30日間利用したとしても、返済回数は「30回」利息総額は「11,753円」になり、あまり変わりません。
ですので、30日間の無利息期間と毎月5,000円ずつ返済するシミュレーションをしてみました。
回数 | 借入残高 | 返済金額 | 利息 |
---|---|---|---|
1回目 | 50,000円 | 5,000円 | 0円 |
2回目 | 45,000円 | 5,000円 | 667円 |
3回目 | 40,667円 | 5,000円 | 603円 |
↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
11回目 | 3,608円 | 3,661円 | 53円 |
初回返済は無利息期間を利用したとして、2回目以降は通常金利で返済した場合、返済回数は11回で利息総額は3,661円になります。
消費者金融の中では金利の低いプロミスですが、次に返済シミュレーションする三井住友銀行と比べると、無利息期間を利用した結果、利息は多いのでしょうか。
三井住友銀行で5万円を借入した利息
三井住友銀行カードローンは無利息期間はありませんが、金利が年14.5%でプロミスよりも年3.3%低い計算になります。
三井住友銀行も同じ条件で5,000円ずつ返済し続けたシミュレーション結果は下の画像になります。
返済回数はプロミスと同じ回数の「11回」で、利息総額は3,611円でプロミスと比べても50円しか少なくならない結果になります。
返済期間をなるべく短くして無利息期間を利用すれば、プロミスでも十分に利息を抑えられる結果になりました。
もし、三井住友銀行もプロミスと同じ最少返済額2,000円で返済し続けると、利息総額は9,870円になり、金利が低いメリットで利息を抑えられる点もあるのは覚えておいて損はしません。
10万円をキャッシングした時の利息
次は、10万円をキャッシングした時の返済時に発生する利息はいくらになるのか、5万円と同じプロミスと三井住友銀行でシミュレーションします。
10万円の返済もリボ払いであれば、プロミスの最少返済額は4,000円、三井住友銀行は5万円の時と同じ2,000円とかなり少ない返済金額になります。
なるべく最少返済額で返済し続けるのはおすすめしないので、プロミスと三井住友銀行の返済シミュレーションからおすすめの返済額などを解説します。
プロミスで10万円を借入した時の利息
プロミスの最少返済額4,000円で利息が多くなってしまう返済と、いくらまで返済金額を上げれば利息総額1万円を下回るのか、次の表にまとめました。
毎月の返済金額 | 返済回数 | 利息総額 |
---|---|---|
4,000円 | 32回 | 25,864円 |
8,000円 | 14回 | 11,417円 |
10,000円 | 11回 | 9,043円 |
20,000円 | 6回 | 4,694円 |
最少返済額4,000円で返済すると利息は「25,864円」になり、返済回数が32回の2年以上の返済期間になってしまいます。
無利息期間は考慮していませんが、支払う利息を1万円以内に抑えたいのであれば、毎月の返済金額は1万円以上に増やして繰り上げ返済するのがおすすめです。
三井住友銀行で10万円を借入した時の利息
三井住友銀行カードローンもプロミスと同様に、最少返済額2,000円から返済額を増やしていくシミュレーション結果を次の表にまとめました。
毎月の返済金額 | 返済回数 | 利息総額 |
---|---|---|
2,000円 | 78回 | 54,259円 |
6,000円 | 19回 | 12,335円 |
8,000円 | 14回 | 9,068円 |
10,000円 | 11回 | 7,227円 |
20,000円 | 6回 | 3,786円 |
三井住友銀行は金利が低いので、毎月の返済金額が8,000円になれば利息総額1万円を下回ります。
ですが、最少返済額で返済すれば良いと考える人は、プロミスよりも利息が膨れ上がり5万円以上の利息総額になると覚えておいた方が良いです。
10万円までの少額借入でも1万円以上返済するように心がけよう
5万円や10万円までの少額融資は「少ない借入だから返済金額も少なくて良い」と思いがちです。
無利息期間のある消費者金融は少額融資に最適ですが、やはり短い期間で返済するのがおすすめなんで、借入額5万円であれば最低5,000円、借入額10万円になれば1万円以上は返済した方が、後々利息も少なく完済できます。
少額融資でおすすめな「審査の通りやすさ」「即日融資が可能」「無利息期間」が揃っているのは消費者金融なので、5万円~10万円の借入を考えている人は参考にしてください。