セブンイレブンは日本で最も数の多いコンビニなので、外に出れば見かけない日はないほどの利便性があります。
そのセブンイレブンの店舗中に設置されているATMが「セブン銀行ATM」
キャッシュカードで現金を引き出すときに、セブン銀行ATMを利用したことがある人も多いと思います。
では、セブンイレブンのATMを利用してキャッシングすることができるのでしょうか?セブン銀行ATMでキャッシングする方法と注意点を合わせて解説していきます。
セブン銀行ATMが利用できる金融機関はどこ?
セブンイレブンの中に設置しているセブン銀行ATMが利用できる金融機関は非常に多く、下の表に提携している数をまとめました。
金融機関 | 提携数 |
---|---|
銀行 | 124行 |
信用金庫 | 258庫 |
信用組合 | 127組合 |
労働金庫 | 13庫 |
JAバンク | 1業態 |
JFマリンバンク | 1業態 |
商工組合中央金庫 | 1庫 |
証券会社 | 11社 |
生命保険会社 | 8社 |
その他の金融機関 | 56社 |
提携数は600社以上あり、金融機関に対応している様々なカードが使えるようになっています。
表の最下部にある「その他の金融機関」の項目に、消費者金融が含まれているのでキャッシングはできます。
カードが使えない金融機関を探すほうが大変です。
中小消費者金融は振込融資が基本になる事が多く、セブンイレブンのATMを利用できるものは限られてきます。
セブンイレブンATMでキャッシングできるカードローン会社
大手消費者金融やメガバンク、都市銀行のカードローンであれば、セブンイレブンATMでキャッシング出来ると思っていても良いでしょう。
その他の信販系やネット銀行のカードローンも、提携しているコンビニATMはセブンイレブンの場合がほとんどです。
地方銀行や中小消費者金融になると、コンビニATM自体が利用できないことが多くあるので、利便性を考えると大手のカードローンを選択したほうが良いかもしれませんね。
セブン銀行ATMのキャッシング方法
消費者金融などのカードローンでキャッシングする方法は、借入だけでなく返済も利用できるようになっています。
- ローンカードを挿入
- 画面の「カードローン」項目を選択
- 「ご出金(借入れ)」「暗証番号」を入力
- 借入金額入力
- 引き出し完了
- ローンカードを挿入
- 画面の「カードローン」の項目を選択
- 「ご入金(返済)」を選択
- 暗証番号を入力
- 返済金額を入れる
- 返済完了
セブンイレブンのATMだから銀行ATMと全く違った方法でキャッシングするわけではありません。
銀行でキャッシュカードで自分のお金を引き出す方法と変わりません。周りから見ても「この人はお金を借りてる!!」と思われることはないです。
コンビニATMの場合は、順番待ちする場所もないので背後に立たれてしまうこともありますが、プライバシーフィルムが貼られているので、画面操作は見えにくいから安心です。
セブンイレブンのATMが利用できる時間
セブンイレブンは24時間365日営業しているところがほとんどなので、セブン銀行ATMも24時間利用できると思いますか?
セブンイレブンのATMの利用時間は「24時間」となっていますが、各カードローン会社によってキャッシング出来る時間帯は多少変わってきます。
カードローン | 利用可能時間帯 |
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アイフル |
|
アコム |
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プロミス |
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SMBCモビット |
|
みずほ銀行 |
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三井住友銀行 |
|
三菱UFJ銀行 |
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オリックス銀行 | 0:15〜3:00、4:10〜23:50 |
住信SBIネット銀行カードローン | 原則24時間 |
利用するセブン銀行ATMが一緒でも、カードローンの違いがあれば利用できる時間帯は同じとは限りません。
キャッシングが出来ない時間帯となりやすいのは、深夜24時前後や早朝などが多く、さらに週明けとなる月曜日7時まで利用できないケースが多く見られます。
日中などの活動される時間帯で、セブンイレブンATMが利用できないケースはコンビニが閉店している時間と言えます。
あと、セブンイレブンのATM自体のメンテナンス時間である「第3日曜日の翌日0:30〜5;30」は、カードローンが利用できる時間帯でも利用不可となっています。
セブン銀行ATMが入っているショッピングセンターやスーパーなどは、独自に営業時間があります。
ですので施設の営業時間内でしかセブン銀行ATMでカードローンは利用できませんので、注意してください。
セブンイレブンのATM手数料
消費者金融のカードローンでキャッシングすると、セブンイレブンのATMでは手数料が発生します。
1万円以下の利用で110円、1万円超の利用で220円です。借入も返済も1回の利用で手数料が必要です。
一方、銀行カードローンを利用して借りると手数料がかからないケースが多いです。
三井住友銀行 | 無料 |
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三菱UFJ銀行 | 無料 |
みずほ銀行 | 月~金(8:45~18:00):108円 それ以外は216円 |
住信SBIネット銀行 | 無料(所定回数のみ) |
手数料がかからない銀行カードローンは、金利も低い傾向にあるので、余計な出費が無くなるのでお得なカードローンと言えますが、消費者金融に比べると審査が厳しいとされています。
セブンイレブンATMだけでカードローンを決める方は少ないと思いますが、利便性なども少し参考にされると良いかもしれません。
利用回数が多いと手数料も高額になる
キャッシングの手数料は少額かもしれませんが、セブンイレブンのATMを毎回利用していると、意外と利息以外にお金がかかってしまていることになります。
月1回で借入と返済を1万円以下で利用したとすると1年間で「2,592円」になり、1万円超をキャッシングした場合は「5,184円」になります。
5,000円ぐらいの手数料は、借入額35万円を年18%で1ヶ月利用した利息と変わらないことになります。
なるべく手数料を発生しないキャッシング方法を利用良いので、プロミスやSMBCモビットであればセブンイレブンATMではなく「三井住友銀行ATM」を利用すると、手数料は発生しません。
セブンイレブンのATMは「スマホATM」でカードレスキャッシングができる
セブンイレブンのATMでは、ローンカードを利用して現金を引き出したり返済したりしますが、カードを利用しない「カードレス」でもキャッシングすることが可能になっています。
セブンイレブンのATMに「スマホATM」という機能があり、カードローンのアプリとセブン銀行ATMを連動させてキャッシングする方法です。
現在は消費者金融の4社が「スマホATM取引」でキャッシングすることが可能です。
- プロミス
- SMBCモビット
- アイフル
- レイク
ローンカードを持っていないくてもスマホがあれば借入や返済ができるので、カードの紛失や悪用される心配がありません。
スマホATM取引ができる消費者金融では、初めからカードを発行しないカードレス契約することも可能で、自宅への郵送物を無くすことも可能です。
セブンイレブンATMでキャッシングするまとめ
セブン銀行ATMを利用できないカードローンを探すほうが難しく、セブンイレブンに立ち寄れば、基本的に利用できますが、24時間必ず利用出来るとは限りません。
あとは、消費者金融のカードローンを利用する手数料は、必ず発生してしまいますので、限定的な利用の場合には良いと思いますが、毎月や毎週使う場合には、利息以外に多くのコストがかかってしまうことになるので、他の銀行カードローンなどを検討される方が良いと言えます。