SMBCモビットの申込から契約手続きや借り入れまでの流れを解説

SMBCモビットは、オリコンが行ったノンバンクカードローン19社を対象とした顧客満足度調査の

  • 申し込み手続き
  • 審査対応
  • 返済しやすさ

などで高い評価があり、SMBCモビットは2018年オリコン顧客満足度ランキングノンバンクカードローン第1位を獲得した消費者金融カードローンです。

評判の高いSMBCモビットだけあって、カードローンの申込を検討する人も多いでしょう。

しかし、

  • どうやって申込すればいいか?
  • 審査の進み方が分からない!

など、SMBCモビットへの申込に対して不安に思う人も多いです。

そこで、SMBCモビットの申込方法から審査・契約手続きまでの流れ、詳しい借入方法など徹底解説していきます。

申込者それぞれに合う申込から借り入れまでの流れを見つけやすいよう関連記事も紹介しますので、最後までご覧ください。

SMBCモビットの申込条件は3つ

SMBCモビットを申し込む前に確認しておきたいのが、次の3つの申込条件です。

  • 年齢が満20歳以上74歳以下※
  • 安定した収入がある
  • 必要書類の提出ができる

※収入が年金のみの方はお申込いただけません。

どれか1つでも条件が欠けていると審査通過はできないので、条件に当てはまるのか確認しておいてください。

特に、SMBCモビットの年齢に当てはまらない人も申し込みは、申込フォームから進むことすらできません

収入は安定していることが重要

安定した収入が審査で重要視される

SMBCモビットの申込条件に「安定した定期収入のある方」と少し曖昧な表現がありますが、次の2つを満たしていると安定した収入と判断されやすいです。

  • 安定性がある雇用属性
  • 勤続年数が長い

雇用属性には正社員やパートなどありますが、安定性のある雇用は次の順番になります。

雇用属性の安定性
  1. 公務員
  2. 正社員
  3. 契約社員
  4. 派遣社員
  5. 個人事業主
  6. パート・アルバイト

公務員や正社員の正規雇用は「安定収入」で1番評価が高い雇用になるので条件を満たしやすく、反対に、派遣社員などの非正規雇用や個人事業主は「不安定収入」と判断されやすくなります。

ですが、SMBCモビットは派遣社員やパート、個人事業主の申込も受け付けています。

そこで重要になるのが「勤続年数」です。

定期収入は、毎月決まった日に給与が貰えることなので、非正規雇用でも勤続年数が長く続いていると申込条件を満たしやすくなります。

必要書類の提出ができる

提出する本人確認書類の種類

SMBCモビットの仮審査に通ると求められた書類を提出する必要があり、提出しなければ審査を通過することはできません

絶対に提出する必要がある書類は「本人確認書類」で、次の種類があります。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 健康保険証
  • 個人番号カード(マイナンバーを隠すように加工が必要)

本人確認書類の中から1点もしくは2点の提出が必要で、運転免許証を持っている人は必ず提出するようにしましょう。

あと、次の条件に当てはまる場合は収入証明書の提出が必要になります。

収入証明書の提出する条件
  • SMBCモビットに希望する利用限度額が50万円超になる
  • 他社の借入残高とSMBCモビットに希望する利用限度額の合計が100万円超になる
  • SMBCモビットから提出を求められた

SMBCモビットの収入証明書として求められている書類は、次の種類の写しになります。

  • 源泉徴収票
  • 税額通知書
  • 所得証明書
  • 確定申告書
  • 給与明細書(直近2ヶ月)+賞与明細書(賞与支給のある人)

あと、個人事業主は「営業状況確認のお願い」という書類も提出する必要があります。

SMBCモビットの書類「営業状況確認のお願い」

SMBCモビット公式サイトから書類はダウンロードできるので、個人事業主の人は忘れないようにしてください。

SMBCモビットの申込方法

SMBCモビットの申込方法は次の4通りあり、それぞれに特徴が違います。

SMBCモビットの申込方法と特徴
申込方法特徴
インターネット申込
  • 通常の「カード申込」と「WEB完結申込」の2通りある
  • 24時間申し込みできる
  • スマホ・PCで申込から契約まで1台で可能
  • 来店不要
  • 10秒簡易審査ですぐに結果表示される
ローン契約機
  • モビットカードがその場で発行される
  • ATMの借入がしやすくなる
  • 三井住友銀行内の契約から申込可能
電話
  • 担当者に借入相談しながら申込できる
  • 来店不要
郵送
  • 機械操作が不向きな人でも申込しやすい
  • 契約完了まで時間がかかる

申込方法の多いSMBCモビットで主流なのが「インターネット申込」

ネット環境があれば24時間どこからでも申込できるので、仕事中や外出中でもスマホ1台で気軽にSMBCモビットが申し込めるメリットがあります。

SMBCモビットのインターネット申込は、後日、自宅にモビットカードが郵送されるので、すぐにカードを使いたい人には向いていないかもしれません。

その場合は、ローン契約機でカード発行するなど、人によって申込方法を変えた方が良いでしょう。

最短即日融資するならネット申込がおすすめ

SMBCモビットで「最短で借りたい」「即日融資を受けたい」と思っている人は、ネット申込がおすすめです。

なぜなら、SMBCモビットのネット申込は、申込完了後にコールセンターに連絡すると優先的に審査を開始してくれるからです。

もし、SMBCモビットの申込が多く審査の順番待ちをしていても、大幅に時間を短縮できます。

最短で借りやすいコールセンターの連絡が利用できるのはネット申込だけなので、利用した方が良いでしょう。

SMBCモビットの即日融資の解説は「SMBCモビットの即日融資は何時まで?」で詳しく紹介しているので、参考にしてください。

SMBCモビットのネット申込から契約手続きまでの流れ

SMBCモビットのネット申込は「カード申込」「WEB完結申込」があり、それぞれで申込から契約手続きまでの流れに少し違いがあります。

カード申込は申込条件を満たしていれば誰でも利用できますが、WEB完結申込は次の条件を満たしている人だけが利用できます。

WEB完結申込の条件とは?
  • 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っている
  • 社会保険証もしくは組合保険証を持っている
  • 収入証明書を提出できる

WEB完結申込は後からカード発行できないネット申込なので、モビットカードが必要なら通常のカード申込から申し込みをしてください。

では、それぞれのネット申込の詳しい流れを解説します。

通常のカード申込の流れ

まずは、SMBCモビットのカード申込の流れを解説します。

  1. SMBCモビット公式サイトの「カード申込」をクリック
  2. 申込フォームに入力
  3. スマホ・PC画面に10秒簡易審査が表示される
  4. 追加情報を入力する
  5. 書類を提出し本審査が開始される
  6. 本審査結果の連絡を「メール」か「電話」で受ける
  7. モビットカードの受取方法を選択
  8. 入会手続きを行う
  9. 借入開始
  10. 受取方法「郵送」の場合、自宅に郵送物が届く

カード申込の審査結果の連絡は「メール」か「電話」のどちらでくるか分かりません。

解決

私がプロミスから連絡がきたのは電話でした!

メールでも電話でも入会手続きを行うことができますが、契約手続きする時にモビットカードの受取方法を「ローン契約機」「郵送」から選びます。

郵送を選べば、後日、自宅に契約内容確認書類やモビットカードなどが封筒で届きます。

入会手続きがまだの人は、入会申込書も郵送物に同封されているので、必要事項を記入してSMBCモビットに返信すれば入会手続き完了になります。

WEB完結申込の流れ

次は、条件を満たした人だけが利用できるWEB完結申込の流れを解説します。

  1. SMBCモビット公式サイトの「WEB完結申込」をクリック
  2. WEB完結申込の条件を確認・承諾する
  3. 申込フォームに入力
  4. スマホ・PC画面に10秒簡易審査結果が表示される
  5. 追加情報を入力
  6. 書類を提出し本審査が開始される
  7. 本審査結果の連絡を「メール」で受け取る
  8. 入会手続きを行う
  9. 借入開始

WEB完結申込の流れは、それほどカード申込の流れと変わりません。

しかし、WEB完結申込はネット上だけで完結する申込方法なので、審査結果の連絡はほとんどメールで行われます。

モビットカードの発行も無いWEB完結申込なので、カード受取方法の選択をする必要も無く、そのまま契約手続きを行います。

モビットカードや入会申込書が自宅へ郵送されないので、あとはアプリを利用して振込融資や提携ATMから借り入れするようにしましょう。

SMBCモビットをカードレスで利用したい人は「SMBCモビット「WEB完結申込」の流れを紹介!」で詳しい解説をしているので、ぜひご覧ください。

モビットカードをすぐ利用したいなら「カード申込→ローン契約機」の流れがおすすめ

モビットカードがあれば提携ATMで借り入れできるので、カード発行ができるネット申込の「カード申込」から申し込んでください。

WEB完結申込は、モビットカードが郵送されないカードレス契約で、後からカード発行することも無理です。

あと、カード受取方法を郵送にしてしまうと自宅に届くまでに数日間必要になり、すぐに利用することはできません。

すぐにモビットカードを利用したい人は、

  1. 「カード申込」から申込開始
  2. カード受取方法は「ローン契約機」
  3. ローン契約機に出向いてカード発行

の流れがおすすめです。

ハテナ

ローン契約機から申込を始めたらダメなの?

と思う人もいるはずです。

ローン契約機から申込をすると、審査結果が出るまで契約機内で待つことになり時間がムダになります。

時間に余裕がある人は良いですが、仕事など時間があまり余裕がない人は、ネット申込で申し込んで仕事をしている間に審査結果の連絡を待つのがおすすめです。

SMBCモビットの審査の流れ

SMBCモビットの審査の流れは3段階ある

SMBCモビットの申込から契約まで多くの時間が割かれるのが「審査」です。

SMBCモビットの審査は一般的に行われる「仮審査」「本審査」に加え「10秒簡易審査」が初めにあり、審査の流れは

  1. 10秒簡易審査
  2. 仮審査(一次審査)
  3. 本審査(二次審査)

です。

SMBCモビットの審査は他社の消費者金融よりも多いですが、審査結果が出るまで他社と変わらない「最短30分」の審査時間です。

どうしてもSMBCモビットの審査が遅くて気になる人は、何かの理由で審査が長引いているはずです。

審査が遅くなる原因は「SMBCモビットの審査結果の連絡が遅いのはナゼ?」で詳しく解説しています。

在籍確認のタイミングは審査の最終段階

SMBCモビットの審査の流れで最終段階で行われるのが「在籍確認」ですが、申込方法によって在籍確認のやり方に違いがあります。

在籍確認と申込方法の関係
在籍確認のやり方申込方法
電話連絡
  • カード申込
  • ローン契約機
  • 電話
  • 郵送
勤務先確認書類WEB完結申込

電話連絡なしになるWEB完結申込は、勤務先が確認できる書類で在籍確認を行います。

その他の申込方法はすべて勤務先へ電話連絡を行い、申込者が働いているか確認作業を行います。

仮審査と本審査の間に書類を提出するので、WEB完結申込では勤務先確認書類の提出も必要になります。

SMBCモビットの在籍確認については、次の関連記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

SMBCモビットの在籍確認されるタイミングは?WEB完結申込する場合の確認方法も解説

SMBCモビットの借入方法と特徴

SMBCモビットの借入方法は

  • 振込キャッシング
  • 提携ATM
  • スマホATM取引

の3種類あり、それぞれで特徴が違うので次の表にまとめました。

借入方法メリットデメリット
振込キャッシング
  • 手数料無料
  • 原則24時間最短3分で振込される
  • 手元に現金が必要な時はATMに出向く
提携ATM
  • 原則24時間利用できる
  • すぐに現金を手元に入る
  • 三井住友銀行ATMだけ手数料無料
  • 手数料が発生する
  • モビットカードが必要
スマホATM取引
  • モビットカードが必要ない
  • 24時間利用できる
  • すぐに現金が手元に入る
  • 手数料が発生する
  • セブン銀行ATMしか利用できない

SMBCモビットの借入方法の中で手数料無料になるのは、振込キャッシングか三井住友銀行ATMで借り入れする方法だけです。

提携ATMで借り入れする時は、時間に関係なく「1万円以下で110円」「1万円超で220円」の手数料が発生します。

しかし、SMBCモビットの提携ATMは全国に12万台以上(2022年4月現在)あり、外出時に現金がすぐに必要になれば借りやすいメリットがあります。

SMBCモビットの提携ATMの1つであるセブン銀行ATMは「スマホATM取引」が利用できるので、モビットカードが無くてもスマホアプリを利用した借入ができます。

それぞれの借入方法にメリットとデメリットがあるので、利用者に合った借り方を見つけてください。

振込キャッシングの借り方と流れ

振込キャッシングは、SMBCモビットを契約した人であれば誰でも利用できる借り方で、次の流れ通り進めれば口座に現金が振り込まれます。

  1. 会員サービス「Myモビ」にログイン
  2. 振込を希望する口座を登録する
  3. 「振込キャッシング」選択後、認証項目を入力
  4. 振込口座と金額を指定
  5. 振込依頼を実施

SMBCモビットの振込キャッシングは、PCやスマホアプリからログインできる「Myモビ」を利用します。

Myモビにログインするには、モビットカードのカード番号と暗証番号、生年月日が必要です。

まだモビットカードが届いていない人やWEB完結申込された人は、ユーザーIDとインターネットパスワード、生年月日でログインできます。

振込を依頼する前に、事前に振込先となる銀行口座をMyモビで登録します。WEB完結申込された人は、条件にある4つの銀行口座をすでに登録済みのため必要がありません。

次に、認証項目の入力が必要になるので、ログインで利用したカード番号などを再度入力します。WEB完結申込はカード番号が無いので「振込キャッシング番号」を利用します。

振込キャッシング番号もMyモビで確認できるので、事前に番号をメモしておきましょう。

あとは手順通り進めればOKです。

振込キャッシングは手数料無料なので、銀行口座が残高不足などの時に便利な借り方になるはずです。

提携ATMの借り方と流れ

モビットカードを利用して借り入れする提携ATMは、次の表にまとめたように多くありますが、借り入れする提携ATMによって利用明細書の発行する方法に違いがあります。

利用明細書発行に関する提携ATM一覧
利用明細書提携ATMの種類
ATMから発行
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • プロミス
  • セゾンカード
  • 第三銀行
  • 福岡銀行
  • 親和銀行
  • 熊本銀行
  • ローソン銀行
店舗によってATMから発行E-net(ファミリーマート、ミニストップ、スリーエフ、コミュニティストア、デイリーヤマザキ、生活彩家、セーブオン、ポプラ、セイコーマート)
後日郵送
  • ゆうちょ銀行
  • 北洋銀行
  • 北海道銀行
  • みちのく銀行
  • 仙台銀行
  • 常陽銀行
  • 足利銀行
  • 栃木銀行
  • 群馬銀行
  • 千葉銀行
  • 京葉銀行
  • 横浜銀行
  • 第四銀行
  • 北陸銀行
  • 大垣共立銀行
  • 十六銀行
  • スルガ銀行
  • 中京銀行
  • 百五銀行
  • 京都銀行
  • 池田泉州銀行
  • 但馬銀行
  • 南都銀行
  • 紀陽銀行
  • トマト銀行
  • もみじ銀行
  • 西京銀行
  • 百十四銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 宮崎銀行
  • 信用金庫(利用不可の信用金庫あり)
  • VIEW ALTTE
  • PatSat

地方銀行の提携ATMは、後日、利用明細書が自宅に郵送されるのがほとんどなので、家族にバレたくない人には向いていない可能性があります。

なるべく都市銀行ATMかコンビニATMで借りるのがおすすめです。

提携ATMで借りる流れは、キャッシュカードを利用した出金方法と変わりませんが、ATMによって操作する文言に違いはあります。

  1. 提携ATMに出向く
  2. 「クレジット」や「その他のお取引」のボタンをクリック
  3. モビットカードをATMに挿入
  4. 暗証番号を入力
  5. 借入金額を入力
  6. 現金が出金される

提携の銀行ATM画面に表示される「カードローン」のボタンは、その銀行のカードローンのためのボタンになるので、モビットカードで借りる場合は「その他のお取引」が一般的です。

スマホATM取引の借り方と流れ

SMBCモビットのスマホATM取引はセブン銀行ATMだけ利用できる借り方で、モビットカードは必要ありませんが、スマホアプリをダウンロードする必要があります。

SMBCモビット公式アプリとセブン銀行ATMを利用した「スマホATM取引」の流れは次の通りです。

  1. セブン銀行ATMに出向く
  2. Myモビにログインし「スマホATM取引」を選択
  3. アプリの「出金」をタップ
  4. 認証を行うと「QRコード読み取り画面」が起動する
  5. ATM画面にある「スマートフォンでの取引」をタップ
  6. ATM画面に表示されるQRコードをスマホで読み取る
  7. スマホに表示される「企業番号」をATMに入力
  8. 借入金額を指定して出金完了

初めてスマホATM取引を利用すると慣れないですが、流れは単純なので慣れるとカードも必要ないので便利です。

まとめ

SMBCモビットの申込から審査結果の連絡まで「最短30分」で、契約手続きと借入までの流れを含めると「最短1時間」でも借入することが可能です。

初めてカードローンを申し込む時、SMBCモビットの流れに戸惑うかもしれませんが、このページで解説した流れ通りにすれば借り入れまで迷いません。

では、SMBCモビットをスムーズに借り入れできるように参考にしてください。