いざSMBCモビットへ返済しようとしても、返済方法の正しいやり方を知らずに借り入れしていませんか?
月々の返済額と返済日はあらかじめ決められており、もし返済日から遅れてしまうと大変なことになってしまいます。
SMBCモビットの返済方法を詳しく解説して「返済日はいつ?」「返済額はいくら?」という疑問を解決していきます。
返済情報すべてはSMBCモビット会員「Myモビ」で確認できる
SMBCモビットには会員専用サービス「Myモビ」があり、SMBCモビットに関するすべてのサービスが利用できるようになっています。
今月の返済額や返済日をMyモビにログインして確認することが可能なので、スマホとパソコンから利用できます。
Myモビにログインするには「ユーザーID・パスワード」と「生年月日」が必要になるので、契約時の情報を忘れないようにしておきましょう。
ユーザーIDとパスワードを忘れてしまった場合は、カード番号と暗証番号でも大丈夫です。
SMBCモビットの返済方法
SMBCモビットの返済方法は次の4つがあり、それぞれの返済方法に特徴があります。
返済方法 | 特徴 |
---|---|
口座振替 | 毎月の最低返済額を登録しておいた銀行口座から自動的に引き落としされる。手数料無料で、返済を忘れる可能性が少ない。 |
提携ATM | 提携しているコンビニや銀行に設置されているATMで、24時間返済が可能。手数料発生するのが残念。 |
マルチメディア端末 | ファミリーマート「Famiポート」やローソンやミニストップ「Loppi」のマルチメディア端末で返済する方法。手数料無料で土日でも返済可能。 |
銀行振込 | SMBCモビットの指定口座への振込になり、高い振込手数料が発生してしまう。 |
利用者に合う返済方法を選ぶことが可能なので、口座振替と提携ATMの返済方法の利用率が高くなっています。
返済方法で注意するのが、WEB完結申込でSMBCモビットを申し込んだ人は、返済方法を「口座振替」で契約されています。
毎月の返済額さえ口座に入金していれば、返済を忘れることはありません。
他の申込方法で契約された人は、どの返済方法でも返済することが可能です。もちろん、口座振替を利用している人でも、追加返済で他の返済方法を利用できます。
口座振替で返済する手順
先ほども解説したように、WEB完結申込の人は後から口座振替の登録をする必要はありません。
口座振替以外の返済方法を利用されている人で、後から口座振替を利用したいという場合、Myモビから手続きする必要があります。
しかし、すべての銀行口座で口座振替が利用できるわけではなく、次の銀行口座が必要になります。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行 等
詳しくは、SMBCモビットHPをご確認ください。
3大メガバンクとゆうちょ銀行などがSMBCモビットの口座振替に対応。
手数料無料と返済忘れの防止を考えると、口座振替のために口座開設するのも良いと思います。
後から口座振替を登録するには、Myモビの「返済方法変更・返済用時の振替口座変更」から手続きできます。
口座振替をするための手順は次の通りです。
- 返済期日までに返済用口座に最低返済額以上を入金
- 返済日当日に最低返済額が自動的に引き落とし
口座振替がとても簡単な返済方法ですが、返済金を入金することだけは忘れないようにしてください。
コンビニや銀行の提携ATMで返済する手順
SMBCモビットの提携ATMは、コンビニや銀行などの金融機関「全国12万以上」の提携ATM(2022年4月現在)があり、外出先でも利用しやすくなっています。
提携ATMで返済する手順は次の通りです。
- 最寄りの提携ATMに出向く
- ATM画面の操作「その他のお取引」や「クレジットカード」を選ぶ
- モビットカードを挿入
- 「ご返済」を選び、暗証番号を入力
- 返済したい金額を入力
- 返済するお金を投入する
- 返済金額に間違いないか確認後、返済完了
- 利用明細書とモビットカードを受け取る
利用する提携ATMで操作方法が若干違う場合がありますが、どこの提携ATMでもモビットカードを持参する必要があります。
あと、提携ATMで返済する時には手数料が発生してしまい、返済金額によって手数料が次のように違います。
返済金額 | 三井住友銀行ATM | その他の提携ATM |
---|---|---|
1万円以下 | 無料 | 110円 |
1万円超 | 無料 | 220円 |
SMBCグループとして同じ三井住友銀行ATMで返済する場合、ATM手数料が無料になっています。自社ATMがないSMBCモビットなので、三井住友銀行ATMを利用するとお得になります。
同じグループのプロミスATMは、その他の提携ATMで手数料が発生してしまうので注意してください。
セブン銀行ATMならカードなしでも返済可能
SMBCモビットは、セブンイレブンなどにあるセブン銀行ATMも提携ATMになっています。
そのセブン銀行ATMで返済する時、モビットカードを使わなくても返済できる「スマホATM取引」が利用可能です。
スマホATM取引で返済するためには、SMBCモビットアプリを利用するので、androidスマホの人はGoogle Play、iPhoneの人はApp Storeで事前にアプリをダウンロードしてください。
SMBCモビットのスマホATM取引の返済手順は次の流れになります。
- SMBCモビットアプリにログインする
- 「スマホATM取引」をタップし、「ご入金(返済)」を選択
- ご入金可能額を確認し「次へ」をタップすると、QRコード読み取り画面に移行する
- ATM画面の「スマートフォン・入金・出金」をタップ
- ATM画面に表示されたQRコードをスマホで読み取る
- SMBCモビットアプリに表示された「企業番号」をATMに入力
- 後はATM画面に表示される流れに沿って返済を行う
カード発行のないWEB完結申込で契約された人が提携ATMで返済するには、セブン銀行ATMのスマホATM取引を利用しかありません。
もちろんカード発行できるカード申込でもスマホATM取引は利用可能で、モビットカードを持ち歩きたくない人におすすめな返済方法です。
しかし、提携ATMなので手数料は必ず発生することだけは忘れてはいけません。
コンビニのマルチメディア端末で返済する手順
SMBCモビットは、コンビニに設置されているセブン銀行ATMやローソン銀行ATM、E-netで返済可能なので、近くにコンビニがあれば簡単に返済可能です。
しかし、提携ATMは手数料が発生するのが難点ですが、同じコンビニでも他の方法で返済すると手数料無料で返済することが可能です。
その別の返済方法が「マルチメディア端末」で返済する方法です。
マルチメディア端末が設置しているコンビニは、ファミリーマートの「Famiポート」とローソンとミニストップの「Loppi(ロッピー)」です。なので、セブン銀行にはマルチメディア端末はありません。
マルチメディア端末を利用したことがない人もいるかもしれませんが、操作は簡単で発行された券をレジに持っていき支払うだけです。
マルチメディア端末の返済の流れは次の通りです。
- 利用サービスを選択する
- 金融サービスや利用企業「SMBCモビット」を選択する
- 返済する金額を画面に入力
- 端末から申込券が発券される
- 発券された申込券をレジに持っていき支払う
- 返済完了
セブンイレブンで手数料無料の返済はできませんが、ファミリーマートやローソンではマルチメディア端末を利用した方がお得に返済可能です。
銀行振込で返済する
SMBCモビットが指定する口座に振り込みする銀行振込ですが、どの銀行口座からでも返済可能なので、口座の自由度は口座振替より高いです。
しかし、返済するときの振込手数料は利用者負担になってしまうので、利息以外にコストが発生してしまいます。
もし、ネットバンキングから銀行振込する場合、同じ銀行同士であれば振込手数料をかなり抑えることが可能です。
しかし、他行への銀行振込の金額が大きくなると、880円程度の振込手数料になるのでおすすめしません。
SMBCモビットの返済日はいつなの?
SMBCモビットの返済日は次の通りになっています。
- 5日
- 15日
- 25日
- 末日
SMBCモビットは、毎月1回の返済期日を上の4つから約定返済日として指定することになります。おすすめの返済期日は給料日直後に近い日を選ぶことです。
色々な返済方法でも返済期日までに支払すれば良いですが、口座振替の場合は返済日になれば自動引き落としされるので、口座残高に気をつけるようにしてください。
もし、返済日を忘れてしまったというときは、Myモビから返済日を確認できます。
あと、給料日が変更になってしまい、今までの返済日では都合が悪くなってしまった場合も、Myモビの「約定支払日変更」から手続き可能になっています。
SMBCモビットの初回返済日はいつからになる?
SMBCモビットの約定返済日は決めたけど、借入残高が無く初めて借入した時の初回返済日がいつか分からないという人は多くないですか?
契約時に決めた約定返済日と借入した日によって、SMBCモビットの初回返済日は変わるので、分かりやすいように次の表にまとめています。
約定返済日 | 借入日 | 返済期日 |
---|---|---|
5日 | 1日~19日 | 借入日の翌月の約定返済日 |
20日~末日 | 借入日の翌々月の約定返済日 | |
15日 | 1日~末日 | 借入日の翌月の約定返済日 |
25日 | 1日~9日 | 借入日の同月の約定返済日 |
10日~末日 | 借入日の翌月の約定返済日 | |
末日 | 1日~14日 | 借入日の同月の約定返済日 |
15日~末日 | 借入日の翌月の約定返済日 |
表にまとめても初回返済日について難しいかもしれませんが、例えば15日を約定返済日に設定された人は、絶対に翌月15日が初回返済日になります。
もし、1日に借入したなら最長の約1ヶ月半ほど、末日に借入したら最短の約2週間ほどの返済期間があることが分かります。
他の初回返済日も同じで、借入日の期間の初めの方で借りれば約1か月後、後半の方で借りれば約2週間後が初回返済日になります。
ですので、25日と末日の約定返済日の場合、前半の借入日となた時は同月の約定返済日が初回返済日になるので、注意してください。
もし、初回返済日が分からないというときは、Myモビ「契約内容照会」から返済日の確認が可能なので利用しましょう。
返済日前に返済すると「次回返済日」へ更新される
口座振替以外の「提携ATM返済」「マルチメディア端末」「銀行振込」の返済方法は「約定返済日に必ず返済しなければダメ」というわけではなく、約定返済日より前に返済することが可能です。
お金が工面できた都合の良い日に、最低返済額以上を返済すれば約定返済と認められるようになっています。
この返済日前に返済すると、SMBCモビットでは今回の返済日が「次回返済日」に更新されるようになっています。
例えば、末日を約定返済日で契約している場合、4月4日に借入されると4月末日が今回の返済日になります。
4月10日に一部を返済すると、今回の返済日「4月末日」が更新され、次回返済日が5月末日になります。ですので、4月末日の返済はしなくても良いことになります。
ここで注意するのが、4月20日に再度一部を返済したからといっても、5月末日の返済日は更新されないです。返済日の更新は期間中一度だけです。
口座振替で返済している場合は返済日前の返済でも更新されない
WEB完結申込や後から口座振替を返済方法として登録された人は、必ず約定返済日に自動的に引き落としになります。
口座振替を利用されている人でも、提携ATMなどの他の返済方法でも返済できますが、それはすべて「追加返済」で処理されます。
ですので、返済日前に追加返済された場合でも、約定返済である口座振替はそのまま実行されるので、今回の返済日は更新されることはありません。
SMBCモビットの返済額は月々いくら?
モビットの返済方式は「借入後残高スライド元利定額返済方式」となっており、借り入れ残高に応じて、月々の返済額が変動していきます。
借入後残高 | 最低返済額 |
---|---|
10万円以下 | 4,000円 |
10万円超~20万円以下 | 8,000円 |
20万円超~30万円以下 | 11,000円 |
30万円超~40万円以下 | 11,000円 |
40万円超~50万円以下 | 13,000円 |
50万円超~60万円以下 | 16,000円 |
60万円超~70万円以下 | 18,000円 |
70万円超~80万円以下 | 21,000円 |
80万円超~90万円以下 | 23,000円 |
90万円超~100万円以下 | 26,000円 |
※100万円超えの場合は20万円毎に、返済額4,000円追加
10万円以下の借入残高の場合は、月々の返済が4,000円で返済しやすいのがSMBCモビットの魅力です。、
さらに借入額が多くなって、50万円の借入の場合は13,000円、100万円の借入の場合は26,000円の返済額になります。
月々の最低返済額は追加借入しなければ変動しない
SMBCモビットの返済額は借入残高によって変動すると解説しましたが、借入後残高によって変動するので、初回借入から一度も追加借入をしなければ最低返済額は変動しません。
例えば、借入残高50万円ある場合の月々の返済額は「13,000円」です。
13,000円を返済し続けて、借入残高40万円以下になっても最低返済額が「11,000円」に減りません。完済するまで13,000円で返済し続けます。
次は、最低返済額が変動する場合を解説します。
同じように借入残高50万円で13,000円ずつ返済していき、借入残高20万円の時に追加借入を1万円すると最終的な借入後残高は21万円になります。
借入後残高21万円の場合の最低返済額は「11,000円」になるので、次回からの最低返済額は11,000円に変動することになります。
このように、返済期間中に追加借入を行わなければ、初めに決まった最低返済額が変わることはありません。
SMBCモビットの返済シミュレーション
借入金 | 返済金額 | 支払回数(期間) | 支払い総額 |
---|---|---|---|
10万円 | 4,000円 | 32回(2年8ヶ月) | 126,260円 |
20万円 | 8,000円 | 32回(2年8ヶ月) | 252,540円 |
30万円 | 11,000円 | 36回(3年) | 388,683円 |
40万円 | 11,000円 | 53回(4年5ヶ月) | 582,494円 |
50万円 | 13,000円 | 58回(4年10ヶ月) | 751,057円 |
最低返済額で返済した場合の返済回数と支払総額のシミュレーションです。
10万円借りただけなのに返済期間が3年近くもあるの?
と思うかもしれませんが、最低返済額が4,000円と少ないので返済期間も長期化してしまいます。
他の借入額でも同じで、最少返済額で返済し続けると返済期間が長くなり利息を多く支払うことになります。
返済計画を立てるには必ず返済シミュレーションを行い、追加借入されたときにも返済シミュレーションを再度行うようにしましょう。
SMBCモビットの利息を減らす上手な返済とは?
SMBCモビットで発生する利息を上手に減らしながら返済するのは、次の通りがおすすめの方法になります。
- 最低返済額を超える返済をする
- 返済期日前に追加返済をする
- 一括返済をする
最低返済額を超える返済額はすべて借入残高の返済に充てられるので、借入残高が減るスピードが早くなります。
口座振替では最低返済額しか返済できないので、返済期日の前日までに追加返済をすればすべて借入残高の返済に反映されます。
最も効果的な利息を減らす追加返済の方法が「一括返済」をすることです。
一括返済は借入残高を一回で完済してしまうので、今後利息が発生しません。
SMBCモビットで一括返済のやり方
SMBCモビットで一括返済をするためには、「現在の借入残高」と「返済する日までの発生する利息」を把握する必要があります。
Myモビの「一括返済シミュレーション」で一括返済金額を知ることも出来ますが、コールセンターに連絡しても一括返済金額を教えてくれます。
一括返済するやり方は「提携ATM」か「銀行振込」から行います。
提携ATMの中でも三井住友銀行ATMを利用して一括返済すれば、手数料無料で完済できるのでおすすめです。
ここで1つ注意することがあります。
提携ATMでは硬貨を利用した返済ができないので、一括返済する時に1,000円未満の端数はどうしてもきれいに支払できません。
しかし、1,000円未満の端数を超える返済額を入金しても大丈夫で、SMBCモビットが預り金としてくれます。
預り金は、次回借入の「借入残高との相殺」として使うか、契約者への銀行振込で返金する方法があります。
もし端数もきれいに完済したい人、完済後に解約したい人などは、1円単位で返済できる「銀行振込」で一括返済する必要があります。
銀行ATMから銀行振込してしまうと手数料が多く発生してしまうので、ネットバンキングから一括返済するのがおすすめです。あとは、銀行振込の手数料が無料のネット銀行などを利用するのも良いでしょう。
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