SMBCモビット【WEB完結申込】は在籍確認なしって本当!?カラクリと条件を徹底解説

SMBCモビットには「WEB完結申込」という少し特殊な申込方法があり、消費者金融カードローンの中でも人気があるカードローンです。

しかし、「Web完結」「WEB契約」など他社の消費者金融や銀行カードローンにもあるので、「他社と比較してSMBCモビットのWEB完結申込は違うの？」と疑問に思います。

特に、WEB完結申込なら「在籍確認なしにできる」と思っている人も多くいます。

そこで、SMBCモビットのWEB完結申込について、次の内容を詳しく解説します。

SMBCモビットカードローンを検討されている人は、ぜひ最後まで解説をご覧ください。

WEB完結申込は在籍確認なしではない

SMBCモビットのWEB完結申込は「在籍確認なし」と期待している人も多いですが、残念ながら在籍確認は行われています。

では、なぜWEB完結申込が在籍確認なしと思われているのかと言うと、WEB完結申込を利用して申し込めば勤務先への電話連絡がなしになるからです。

「電話連絡がない＝在籍確認がない」と勘違いされるケースがありますが、WEB完結申込は電話連絡以外の書類で在籍確認を行うので、勤務先へ電話がかかってくることはありません。

なので、職場の同僚にSMBCモビットの利用がバレたくないと思う人は、WEB完結申込を利用するのがピッタリです。

ただし、「WEB完結申込を利用したのに電話がきた！」という口コミがあり、正確に書類が提出できていないと確認の電話があるので注意してください。

SMBCモビットの在籍確認については「SMBCモビット【在籍確認】のお悩み解決！失敗しない対応方法を徹底解説」で詳しく解説しているので参考にしてください。

WEB完結申込のメリット

SMBCモビットのWEB完結申込は電話連絡がないのが最大のメリットですが、次の3つのメリットもあります。

詳しくメリットを解説します。

ローン契約機への来店不要

SMBCモビットのWEB完結申込はカード発行がないので、わざわざローン契約機に来店してカードを受け取る必要がありません。

さらに、契約はすべてWEB上で手続きするためスピーディでムダな時間がないので、借入までの時間を短縮しやすいメリットがあります。

SMBCモビットの通常のカード申込では、契約するためにローン契約機への来店などどうしても時間に余裕が必要です。

以前は、SMBCモビットのローン申込機でカード受取が可能でしたが、現在は三井住友銀行内のローン契約機でしか受取できないので、近くに三井住友銀行が無い人は不便です。

ローン契約機に来店して「周囲にSMBCモビットの利用がバレたくない」と思った人は、WEB完結申込で申し込むのが最適です。

自宅への郵送物がない

WEB完結申込は自宅への郵送物がないので、家族にSMBCモビットの利用がバレにくいメリットがあります。

通常のカード申込で審査に通ると、SMBCモビットから自宅へ「入会申込書」が郵送で届き、後で返送する必要があり時間がかかります。

あと、WEB完結申込で契約してからすぐに借入したとしても、すでにMyモビに登録されているため、利用明細書の自宅への郵送もありません。

違う申込方法で契約されMyモビに登録せずに借り入れしてしまうと、自宅へ利用明細書が届く場合があります。

うっかりミスを無くすためにも、WEB完結申込で申し込んだ方が良いでしょう。

土日祝日でも即日融資が受けやすい

SMBCモビットのWEB完結申込は書類で在籍確認を行うので、職場が休みになる土日祝日でも即日融資がしやすいメリットがあります。

基本的な在籍確認は電話をかけて行う審査なので、職場に申込者に限らず電話対応できる人はいなければ在籍確認が取れず、審査が進みません。

WEB完結申込は土日祝日でも「最短30分」で審査結果が出るので、融資を急いでいる人には非常におすすめの申込方法です。

WEB完結申込の条件

SMBCモビットのWEB完結申込には次の2つの条件があります。

1つでも条件を満たしていない場合は、通常のカード申込でSMBCモビットを申し込むしかできません。

では、それぞれの条件を詳しく解説します。

指定銀行口座を開設している

WEB完結申込で申し込むために、SMBCモビットが指定している銀行口座は次の4つです。

4つとも規模の大きな銀行なのですでに開設されている人も多く、WEB完結申込の条件を満たしやすいです。

特に、初めのころのWEB完結申込は「三井住友銀行」と「三菱UFJ銀行」の2つの銀行口座しか対応していませんでしたが、3つ目にゆうちょ銀行、2019年9月にみずほ銀行が追加され利用しやすくなりました。

4つの銀行口座は本人名義しか利用できないので、もし指定の銀行口座の開設がまだの場合、時間に余裕があれば今後利用しやすい銀行口座を開設してからWEB完結申込を利用しましょう。

社会保険証か組合保険証を持っている

WEB完結申込の2つ目の条件が、電話連絡せずに勤務先の証明ができる書類の保険証を提出することです。

SMBCモビットのWEB完結申込で認められている保険証は「社会保険証」「組合保険証」の2つで、それぞれの保険証を持っている人の特徴は次の表にまとめました。

社会保険証や組合保険証を持っていれば、安定した収入がある会社などで働いていることが証明できるので、電話連絡の在籍確認をする必要がありません。

社会保険へ多く加入しているのは正社員ですが、アルバイトやパートでも正社員と同等の労働環境で働いていれば、社会保険証を取得している場合が多いです。

「WEB完結申込が利用できるのは正社員だけ」と勘違いされている人いるので、パートや派遣社員など非正規雇用でも正社員とほぼ変わらない勤務時間があれば、保険証の内容を一度確認してみましょう。

国民健康保険はWEB完結申込で利用できない

国民健康保険は国民皆保険なので、自営業者の個人事業主からフリーターの学生など、基本は会社員ではない人が加入しているので、WEB完結申込の勤務先の証明には利用できません。

あと、会社の従業員として働いているにも関わらず、法人ではない4人以下の個人事業の会社の場合は、社会保険は未加入でも問題ないので社会保険証を持っていない可能性があります。

会社員でも国民健康保険しか持っていない場合は、SMBCモビットのWEB完結申込は利用できないので、電話で在籍確認を行うカード申込を利用しましょう。

WEB完結申込の流れ

SMBCモビットのWEB完結申込の流れは次の通り進みます。

WEB完結申込なら申込から借入まで、すべてWEB上だけで完了するので、スマホ1台だけでも大丈夫です。

もちろんパソコンだけでも良いですし、PCで申し込んで書類提出だけはスマホを活用するのも可能です。

では、WEB完結申込で迷わないために、項目ごとに細かく解説していきます。

スマホ・PCからWEB完結申込を始める

WEB完結申込は文字通りにSMBCモビット公式サイトからWEB申込するため、その他の申込方法の電話や郵送、ローン契約機から申込始めると、後でWEB完結申込に切り替えることはできません。

スマホやPCでSMBCモビット公式サイトに行くと、次の画面が表示されます。

申込画面には「カード申込」と「WEB完結申込」の2つのボタンが表示されているので、電話連絡を避けたい人は必ずWEB完結申込ボタンをクリックして申し込みを始めましょう。

WEB完結申込の条件を満たしているのか確認して、「次へ進む」をクリックします。

次に、WEB完結申込の承諾事項への同意として次の2つが必要です。

SMBCモビットのWEB完結申込の条件にもある内容なので、特別難しい承諾事項ではありません。

承諾できればチェックを行い、下部にある「WEB完結 申込画面へ」のボタンをクリックすると、SMBCモビットの申込を開始することができます。

必要事項を入力して「10秒簡易審査」を受ける

SMBCモビットのWEB完結申込は、カード申込や他の消費者金融で入力する申込内容と変わりません。

ですが、まず少ない入力項目で審査を行う「10秒簡易審査結果表示」を行ってから、追加情報を入力して本申込の2段階で進みます。

SMBCモビットの10秒簡易審査で必要な主な入力項目は、次の通りです。

スマホやPCの画面に「10秒簡易審査結果表示」が行われ審査通過できれば、本申込のための次の追加情報を入力します。

WEB完結申込の途中で登録した「パスワード」と、申込完了画面に表示される「ユーザーID」は、契約手続きで必要となるのでメモしておいてください。

必要書類はスマホで提出するのがおすすめ

WEB完結申込の申し込みが完了すると、審査で必要な書類をスマホから提出するのがおすすめです。

スマホのSMBCモビット公式アプリの「必要書類送付機能」を利用すれば、アプリでスマホのカメラ機能を起動させ撮影して、そのまま画像をアップロードできるので簡単です。

あらかじめ本人確認書類など撮影していても、スマホの画像フォルダから添付も可能です。

SMBCモビット公式アプリにログインするには、先ほどメモした「パスワード」「ユーザーID」と「生年月日」の入力をします。

もちろん、PCからネット経由で書類の提出は可能で、公式サイトの会員専用サービス「Myモビ」を利用します。

Myモビへのログイン方法はアプリと同様です。

スマホカメラやデジカメで書類を撮影して、PCフォルダに転送してからMyモビの送付機能に添付すれば完了です。

審査結果の連絡を待つ

WEB完結申込の必要書類の提出が完了すると、SMBCモビットから審査結果の連絡を待ちます。

審査結果もWEBで完了するため、登録したメールアドレスに最短30分※で審査回答が届いて合否が分かります。
※申込時間帯や混雑状況で異なる場合があります。

「SMBCモビットからのお知らせ」メール内のURLから審査結果と「契約可能金額」「契約内容事前告知書」を確認します。

SMBCモビットからの審査結果が遅いと感じたら「SMBCモビットの気になる審査時間は長い？審査結果が遅い時の対処法を解説」を読んで試してみると解決するかもしれません。

契約手続きを行う

WEB完結申込の契約手続きもWEB上で完了するので、先ほどの審査結果が表示された画面で入会手続きを行います。

SMBCモビットの通常の「カード申込」では、入会申込書が自宅へ郵送で届き、必要事項に記入してから返送する必要があり面倒です。

SMBCモビットをWEB上で契約する場合、次の手続きする必要があります。

しかし、WEB完結申込はモビットカードなしで返済方法は口座振替なので、返済期日だけを選択します。

入会手続きが完了すると「入会完了メール」がSMBCモビットから届きますので、利用可能となります。

借入方法は振込キャッシングかスマホATM取引の2つのみ

WEB完結申込はカード発行がない契約なので、カードなしで利用できる「振込キャッシング」か「スマホATM取引」で借り入れます。

振込キャッシングは、スマホアプリやPCのMyモビから振込手続きが可能で、振込依頼完了から最短3分で指定口座に振り込まれて手数料も無料です。

通常は事前に銀行口座を登録する必要がありますが、WEB完結申込で契約していれば、すでに条件にある銀行口座を登録しているので安心です。

すぐに手元に現金が必要な場合は、セブン銀行ATMに来店した「スマホATM取引」で借入してください。

SMBCモビットのアプリにログインして、セブン銀行ATMとスマホを操作すれば簡単に借り入れできます。

ただし、スマホATM取引で借入すると手数料が発生するので、頻繁に利用するのは避けた方が良いでしょう。

手数料を抑えたいなら、振込キャッシングで借入してから銀行キャッシュカードで引き出すようにしましょう。

WEB完結申込のデメリット

SMBCモビットのWEB完結申込は他社にはないメリットが多い申込方法ですが、利用する人によって次のデメリットと感じてしまう可能性があります。

分かりやすいように1つずつ解説しますので、デメリットに感じなければWEB完結申込が向いているかもしれません。

カード発行ができない

SMBCモビットのWEB完結申込はカード発行がないカードレス契約で、契約後にモビットカードを利用したいと思っても後からカード発行はできません。

他社の消費者金融はWEBでカードレス契約しても、後からカード発行したければ自動契約機に来店して受取できます。

モビットカードがあれば利用できるはずの提携ATMは、WEB完結申込で契約するとほとんど利用できなくなります。

しかし、モビットカードなしでも、セブン銀行ATMや振込キャッシングで借り入れできるので不便ではありません。

カード発行するなら「カード申込」から申し込む

WEB完結申込でカード発行なしになるのがイヤであれば、通常のカード申込からSMBCモビットを申し込めば、モビットカードを郵送かローン契約機で受け取れます。

「でも、カード申込は電話連絡で在籍確認されてしまう」と心配ではないでしょうか？

確かにカード申込からSMBCモビットを申し込むと、勤務先に電話で在籍確認されます。

しかし、SMBCモビットの審査担当者から本人確認の電話連絡がかかってきたときに、「職場への電話は大変難しい」と伝えれば、電話連絡以外の在籍確認を認めてもらえるケースがあります。

WEB完結申込と同じ電話連絡なしとカード発行の両方を実現できるかもしれません。

注意点として、カード申込で確実に電話連絡以外の在籍確認ができるとは限らないので、最低限の在籍確認ができるように準備しておきましょう。

本人確認書類が限定されている

WEB完結申込で提出できる本人確認書類は、「運転免許証」か「パスポート」の2つしか認められていません。

SMBCモビットのカード申込であれば、健康保険証や個人番号カード※も本人確認書類として利用可能です。
※個人番号（マイナンバー）が記載されている書類は個人番号（マイナンバー）を見えないように加工する必要があります。

複数の本人確認書類を持っている場合は運転免許証が最も有効な書類なので、表面を画像化もしくはコピーして提出します。

裏面に変更事項が記載されている場合は、裏面も提出できるようにしておきましょう。

収入証明書を必ず提出する

SMBCモビットのWEB完結申込で申し込むと、希望する限度額に関わらず収入証明書の提出が必要です。

収入証明書の提出は「返済能力の調査」のため行われますが、貸金業法対象の消費者金融では、通常、次の2つの条件のいずれかを満たし場合のみ提出します。

WEB完結申込は、他社借入残高がなく10万円の希望限度額だったとしても、次の5つのいずれかの収入証明書1点を用意しておきましょう。

WEB完結申込が利用できる会社員や公務員であれば、勤務先から発行される源泉徴収票や給与明細書が用意しやすいと思います。

勤務先を確認できる書類が必要

SMBCモビットのWEB完結申込は、電話連絡ではなく書類で勤務先を調査する在籍確認を行うので、条件にもある健康保険証（社会保険証もしくは組合保険証）の提出が必要です。

あと、健康保険証以外に勤務先が分かる1ヶ月分の給与明細書も合わせて提出するので、勤務先確認書類は合計2点必要になります。

ただし、収入証明書で給与明細書2ヶ月分を提出していれば、健康保険証1点を用意するだけで良いので、余計な書類を準備する手間が省けます。

WEB完結申込で借入した後の返済方法

SMBCモビットのWEB完結申込で借入すると、利用できる返済方法は次の2つです。

口座振替は分かっている人も多いですが、「カードなしの追加返済って何？」と感じる人も多いはずなので、1つずつ解説します。

毎月の返済は口座振替

WEB完結申込の返済方法は必ず口座振替になります。

カード発行がないWEB完結申込なので、毎月同じ日に自動引き落としされる約定返済となり、返済を忘れる心配もなく、申込時に銀行口座を登録するので後で面倒な手続きもありません。

しかし、SMBCモビットの口座振替で利用できる銀行口座は他の消費者金融より少なく、条件にもある次の4つしかありません。

WEB完結申込だから口座振替に対応した銀行が少ないのではなく、通常のカード申込で契約したとしても同じ4つの銀行口座しか登録できません。

口座振替の返済日は、給料が振り込まれた直後を選択するのがおすすめで、SMBCモビットで選択できる返済日は「5日・15日・25日・末日」のいずれかです。

万が一、返済日を忘れていたとしても、前日までに給料が振り込まれていれば返済遅れにもならないはずです。

ただし、口座振替は毎月の最低返済額しか返済できないので、多めに返済する時は次に解説する追加返済を利用してください。

カードなしの追加返済が可能

SMBCモビットのWEB完結申込で最低返済額より多く返済する時は、カードを利用しない追加返済を利用します。

SMBCモビットのカードなしで返済できる方法は次の3つです。

インターネット返済は、スマホやPCの会員専用サービス「Myモビ」内から利用可能で、事前にインターネットバンキングの登録が必要ですが、手数料無料で最もおすすめの返済方法です。

SMBCモビットの提携ATMはモビットカードが必要ですが、セブン銀行ATM「スマホATM取引」ならカードなしで返済できます。

インターネット返済同様にMyモビを利用しますが、スマホでセブン銀行ATM画面に表示されるQRコードを撮影する必要があるので、スマホを忘れないようにしてください。

セブン銀行ATMで返済する時の手数料は、金額に応じて110円か220円必要なので覚えておきましょう。

次は、SMBCモビットが指定する口座へ銀行振込する場合は、手数料が非常に高くなってしまう可能性があります。

ATMからではなくインターネットバンキングから銀行振込すれば、負担する手数料を抑えることも可能です。

しかし、そもそもインターネットバンキングを利用するなら、手数料無料のインターネット返済を利用するのがおすすめです。

追加返済で借入残高を早く減らしたにも関わらず、手数料が発生するのは勿体ないので、追加返済する時はインターネット返済を活用しましょう。

SMBCモビット【WEB完結申込】は他社にない独自サービス

カードローンの在籍確認は電話連絡で行うのが一般的な中、SMBCモビットのWEB完結申込は指定されている書類で在籍確認を行う画期的な独自サービスです。

WEB完結申込が利用できるようになって長くなりますが、他社で同じようなサービスはまだありません。

WEB完結申込はローンカードが発行できない唯一のデメリットがありますが、振込キャッシングやスマホATM取引など利便性を損なわない利用方法があるので、不便に感じることはありません。

自宅への郵送物もなく、ローン契約機に来店する必要も全くないので、周囲にSMBCモビットの利用がバレる心配もないので、内緒で利用したい人に非常におすすめです。

WEB完結申込の条件は厳しいと思うかもしれませんが、指定の銀行口座を開設すれば条件を満たす人も多いはずなので、SMBCモビットの利用を検討してみてください。

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