SMBCグループにある大手消費者金融のSMBCモビットという事で、安心して利用されている方も多く、プロミスやアコムと並んで利用者が非常に多いです。さらには、テレビCMや街中の広告などでもよく見かけます。
しかし、安心感だけで利用者からカードローン利用として選ばれているわけではありません。大手消費者金融ということで、多彩な借入方法や返済方法があり、利用する上でとても便利なところも、支持されている理由でしょう。
SMBCモビットの借入方法
- 振込キャッシング
- 提携ATM
SMBCモビットで借り入れる方法として、振込キャッシングか提携ATMで出金する方法の2通りになります。
振込キャッシングを利用する場合は、指定口座に振り込みされるようになっているので、現金は必要はないけど口座の残高不足の時に便利な借入方法になっています。わざわざ出向く必要もないので、時間の節約が出来ます。もし、現金が必要になったときは、手持ちの銀行キャッシュカードで引き出せば良いだけです。
もう一つの方法として、モビットのローンカードを利用し、提携ATMからお金を借り入れる方法です。モビットの提携ATMは、全国で14万台以上用意されています。(2019年9月時点)
現金が必要なときに、いつでも借り入れ出来るので、急に現金が必要になったときは提携ATMを利用されると良いです。
SMBCモビットの提携ATMで借り入れる場合
SMBCモビットで提携ATMで現金を引き出す場合は、モビットカードが手元にない状態では借り入れ出来ない状態になっています。モビットカードの受取方法は、通常の「カード申込」から審査結果が分かると、自宅へ入会申込書などと同封された状態で届きます。
自宅に郵送される場合は、自宅へ届くまでの時間が必要になるので、時間がかかってしまう事になります。「時間を短縮したい」「当日に現金を引き出したい」と考えている場合は、カードの受取方法を「ローン申込機」「ローン契約機」を指定すれば大丈夫です。
SMBCモビットのローン申込機に直接出向いて、申込から始めても良いのですが、申込機内で30分~1時間程度は待ってしまうこともあるので、ネット申込を行ってから、カード発行だけをされるほうが早くなります。ローン申込機の営業時間は8時~21時(店舗で異なる)となっているので、営業時間内に出向けばカード発行が出来ます。
銀行 | 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、第三銀行、福岡銀行、親和銀行、熊本銀行 |
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コンビニ・その他 | セブン銀行、イオン銀行、ローソンATM、Eーnet(ファミリーマート・デイリーヤマザキ、ミニストップ・スリーエフなど)、セゾンカード、プロミス |
プロミスやアコムの消費者金融は、自社ATMを無人契約機に併設されている事が多いですが、SMBCモビットは自社ATMはありませんので、すべて提携ATMで借入する事になります。
セブンイレブンに設置されているセブン銀行ATMやローソンATM、ファミリーマートやデイリーヤマザキなどに設置されているイーネットのATMなど、提携コンビニATMはどこでも見かける機会が多いので、自社ATMが無くても不便に感じる事はありません。
さらに、メンテナンス時間帯を除けば、提携ATMは原則24時間365日利用できるので、深夜でも土日関係なく利用できる借入方法になっています。
しかし、提携ATMで借り入れする場合は、手数料がかかってくることを覚えておきましょう。提携ATMの中で三井住友銀行ATMの場合は手数料無料となっているので、提携ATMで借り入れる場合は三井住友銀行ATMを利用されると良いです。
振込キャッシングで借り入れる場合
振込キャッシングは、会員サービスである「Myモビ」にログインすることで、振込キャッシングが利用できます。手元にカードを持っていなくても、スマホやパソコンから、指定の口座に最短3分で振り込んでくれる便利な機能です。
電話からも振込手続きを行うことが出来ますが、Myナビから行うほうがやりやすいと言えます。あと、SMBCモビットアプリからもMyナビにログインすることが出来るので、外出先からもアプリを起動して振込を依頼することが可能です。
振込キャッシングは、提携ATMで借りような手数料が発生しませんので、安心して利用することが出来ます。さらに、全銀システム稼働時間拡大が2018年10月15日から行われ、原則24時間365日で最短3分で振込が行われるようになっています。
システム稼働時間拡大の未対応の銀行で、当日の融資が希望の場合は、14時50分までに振込申込を完了しておかなくてはいけません。
振込キャッシングだけが会員サービスではありません。
- 振込キャッシング
- 利用状況照会
- 登録内容変更
- ID・パスワード変更
- カード紛失・盗難連絡
パソコン・モバイル共通機能
- 契約内容照会
- 取引履歴照会
- 書類提出機能
- 振込返済口座照会
- 電子領収書ダウンロード
パソコン版のみ
など
パソコンやスマホ・携帯を持っていれば、その場で使えて便利な機能が使えるので、有効活用した方が良いです。
WEB完結申込でも提携ATMで借入「スマホATM取引」
WEB完結申込は、電話連絡なし・郵送物なしという特徴があり、自宅への郵送物がないのでモビットカードが送られてきません。ですので、モビットカードが必要な提携ATMの現金の引き出しは出来ないので、振込キャッシングが借入方法となります。
しかし、セブン銀行ATMとSMBCモビットアプリ「スマホATM取引」で、現金を引き出すことが出来るようになりました。しかも、24時間利用可能となっています。
SMBCモビットの返済方法〜口座振替は限られた方のみ
- 銀行振込返済
- 提携ATM返済
- 口座振り替え
上記の3つの返済方法で利用しやすいのは、提携ATMで返済することでしょう。借入方法でも紹介しましたが、14万以上の提携ATM(2019年9月時点)がありますので、外出先でも利用しやすいと思います。
しかし、返済時に提携ATMを利用するには、借入時同様に手数料が発生しますので、毎月返済するたびに利息以外のお金が発生するので、意外とコストが多くなってしまうことになります。
自動で返済が出来る口座振替ですが、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行の口座を持っている方のみ、利用できます。契約してからでも登録できるので、口座を作ってからでも口座振替を利用することが出来ます。
ゆうちょ銀行も口座振替を利用することが出来ますが、ゆうちょ銀行の場合は「WEB完結申込」からの申込でしか利用できないので、社会保険証や組合保険証を持っている方しか利用できませんので、注意してください。
SMBCモビットの返済額と返済日
モビットの返済方式は『借入後残高スライド元利定額返済方式』となっており、借り入れ残高に応じて、返済額が変動していきます。
借入後残高 | 最低返済額 |
---|---|
10万円以下 | 4,000円 |
10万円超~20万円以下 | 8,000円 |
20万円超~30万円以下 | 11,000円 |
30万円超~40万円以下 | 11,000円 |
40万円超~50万円以下 | 13,000円 |
50万円超~60万円以下 | 16,000円 |
60万円超~70万円以下 | 18,000円 |
70万円超~80万円以下 | 21,000円 |
80万円超~90万円以下 | 23,000円 |
90万円超~100万円以下 | 26,000円 |
※100万円超えの場合は20万円毎に、返済額4,000円追加。
10万円以下の借入残高の場合は、月々の返済が4,000円ですむので、利用しやすいのもモビットの魅力です。さらに借入額が多くなって、50万円の借入の場合は13,000円、100万円の借入の場合は26,000円の返済額になります。
上の表は最低返済額となっているので、ボーナスが入ったときなど資金に余裕がある時に、約定返済額以上を返済するほうが、最終的な利息を減らすことが出来ます。
約定返済日は、5日・15日・25日・末日の4つの返済日から選べます。口座振替の場合は、指定した日に自動的に引き落とされる事になります。
返済方法が提携ATMでの場合は、決めた日より返済すると、次の返済は翌月の約定返済日になります。
SMBCモビットの返済シミュレーション
借入金 | 返済金額 | 支払回数(期間) | 支払い総額 |
---|---|---|---|
10万円 | 4,000円 | 32回(2年8ヶ月) | 126,260円 |
20万円 | 8,000円 | 32回(2年8ヶ月) | 252,540円 |
30万円 | 11,000円 | 36回(3年) | 388,683円 |
40万円 | 11,000円 | 53回(4年5ヶ月) | 582,494円 |
50万円 | 13,000円 | 58回(4年10ヶ月) | 751,057円 |
毎月の返済日に金利「年18.0%」で最低返済額を返済した場合の返済回数と支払総額のシミュレーションです。
SMBCモビットの返済方法は、借入残高に応じて毎月の返済額はスライドしていくのが特徴の「借入後残高スライド元利定額返済方式」
残高が減れば返済額も自ずと減りますが、そのまま完済まで同じ金額を返済していくと、どれぐらいの「返済総額」「利息」になるか表したのが、上の表になります。
最低返済額は毎月決まっていますが、それい以上に追加返済する事で早く完済出来ます。そうなると利息の支払いも少なくなり、支払総額も少なくなりますので、追加返済・繰り上げ返済は出来る限り利用された方が良いです。